特定プロジェクト研究センター(センター紹介)
特定プロジェクト研究センターについて
本学では、1977 年度より「大学共同研究」制度を設けて、複数の組織(学部・学科・研究所等および専門職大学院・研究科)による学術研究交流を促進しており、これまでに多数の自主的研究チームが特色あるプロジェクト型研究を行い、成果をあげてきました。このような研究活動を一層推進する目的から、より自由な枠組みで一定規模の研究組織を構成できる枠組みとして、2004 年度より、学際的、革新的な特色あるプロジェクト型研究を推進する制度として「特定プロジェクト研究センター」制度を設けました。
「特定プロジェクト研究センター」は学長の下の期限付きの組織として位置づけられ、これにより、研究活動や研究成果の社会への発信や還元の重要性を認識し、社会貢献することを目指しています。また、研究者にとってもさらなる学際的・革新的研究を進める契機となることを期待しています。さらに、研究成果の蓄積は外部研究資金の獲得にも繋がり、研究活動のより一層の発展も可能となります。
特定プロジェクト研究センター名 |
センター長 (研究代表者) |
設置場所 | 期間 | |
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(研究目的) | 所属・職名 | |||
1 |
感性価値創造研究センター
産業や生活環境における新たな感性価値を創出するため、科学・技術・芸術を融合した新しい方法論の研究を行う。また企業との共同研究を通して実社会の現場における様々な課題に取り組み、方法論の有効性を検証する。 |
長田 典子 理工学部教授 |
神戸三田キャンパス | 2013年4月1日~2023年3月31日 |
2 |
政治行動研究センター
政治行動並びに政治意識についての学際的研究交流を促進する。 |
山田 真裕 法学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2014年4月1日~2024年3月31日 |
3 |
グローバル日本文化教育研究センター
グローバル世界における日本文化の発信と創造を担う人材形成を図るカリキュラムと授業の開発・実践研究の推進を目的とする。 |
峯岸 由治 教育学部教授 |
西宮聖和キャンパス | 2014年4月1日~2022年3月31日 |
4 |
手話言語研究センター
手話言語をテーマとした研究の振興、研究者の養成、手話言語教育の推進・充実を図ることを目的とする。 |
松岡 克尚 人間福祉学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2015年4月1日~2024年3月31日 |
5 |
社会心理学研究センター
社会心理学およびその関連領域に関心をもつ本学研究者の相互交流を促進し、研究の活性化を図るとともに、学外に対して研究の可視性を高め、成果を学界だけではなく社会一般に広く還元することを目的とする。 |
稲増 一憲 社会学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2015年4月1日~2025年3月31日 |
6 |
技術革新と寡占競争研究センター 本学に所属する産業組織論の理論、実証分析の研究者の共同研究を通じ、寡占市場を両面市場として捉え当該市場の企業の技術開発戦略に注目し、両面市場で寡占競争する企業間の技術革新が動学的にもたらす均衡経路と経済厚生に与える影響を理論的・実証的に解明し、競争政策の含意を明らかにすることを目的とする。 |
新海 哲哉 経済学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2015年4月1日~2021年3月31日 |
7 |
シルクロード研究センター 東西文明の交渉の歴史を中心に、シルクロードが果たした歴史的役割の解明と現状の把握、及び周辺地域の発展可能性について研究することを目的とする。 |
山 泰幸 人間福祉学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2015年4月1日~2025年3月31日 |
8 |
島国と海洋文化研究センター 島国文化と海洋文化について主に人文科学・社会科学領域から調査・研究を行うことを目的とする。 |
森田 雅也 文学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2015年4月1日~2024年3月31日 |
9 |
危機言語および地域言語プロジェクト研究センター 日本および国外の危機言語および地域言語の記述・分析を目的とする。 |
Kevein Heffernan 総合政策学部教授 |
神戸三田キャンパス | 2015年4月1日~2024年3月31日 |
10 |
学内の関連分野を専門とする教員、国内・海外の大学における第一線の研究者、ICT関連の産業界における実務経験者、および知的財産権の専門家らにより、情報メディアを社会的観点から検討するための研究拠点形成を目指す。 |
角谷 和俊 総合政策学部教授 |
神戸三田キャンパス | 2016年10月1日~2021年3月31日 |
11 |
女性活躍推進研究センター 女性労働問題についてSNSの構築から情報収集、分析、仮説、政策提言までを一気通貫で行い、その成果を広く社会に還元する。 |
大内 章子 経営戦略研究科教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2017年4月1日~2022年3月31日 |
12 |
人工知能研究センター 将来起こるであろう事象を精度高く予測する手法の構築に関する研究を目的とする。 |
岡留 剛 理工学部教授 |
神戸三田キャンパス | 2017年8月1日~2022年3月31日 |
13 |
サステナビリティ研究センター オープン・グリーン・イノベーションに向けたサステナビリティ経営・経済研究に関する 学際的・革新的研究を推進するとともに、研究成果を社会に還元し社会貢献に資することを目的とする。 |
阪 智香 商学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2017年10月1日~2022年3月31日 |
14 |
数理・データ科学教育研究センター 本学の数理科学ならびにデータ科学に関する研究と教育の水準向上を目指した活動を行う。 |
大﨑 浩一 理工学部教授 |
神戸三田キャンパス | 2018年4月1日~2023年3月31日 |
15 |
SDGs・生物多様性研究センター 自然保護教育から環境教育・ESD・SDGsのための教育と科学研究の発展を目的とする。 |
湊 秋作 教育学部教授 |
西宮聖和キャンパス | 2018年4月1日~2023年3月31日 |
16 |
Intelligent Blockchain+ Innovation Research Center 知的ブロックチェーンの革新的な研究を行うことを目的とする。 |
Tijerino Yuri Adrian 総合政策学部教授 |
神戸三田キャンパス | 2018年5月1日~2023年3月31日 |
17 |
新しい事業の創出、新しい企業の設立といったアントレプレナーシップ活動全般を対象に学術的な研究活動を実施する。特に、当該分野において国内外の研究者との間で共同研究を推進し、最終的な成果は国際的な学術雑誌への掲載を目指す。 |
加藤 雅俊 経済学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2018年11月1日~2023年3月31日 |
18 |
世界民俗学に関する国際的情報収集、理論構築、国際的情報発信、研究者養成、対社会的知識公開を目的とする。 |
島村 恭則 社会学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2019年4月1日~2024年3月31日 |
19 |
デジタル・ヒューマニティーズ研究センター 現代世界が直面している環境問題や災害などに関わる複雑な問題群に対応するために、ローカルな人々や小さな共同体に蓄積された「集合知」をデジタル化して分析することを通し、グローバルな社会問題の改善に資することを目的とする。 |
中野 康人 社会学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2019年12月1日~2023年3月31日 |
20 |
ジェネラティビティ研究センター 不確実な未来に対してどのような人生の選択を決定するのか、あるいはすべきかを、ジェネラティビティ(世代継承性)を軸に、調査・検証、研究を行い、一般に広く応用できるデータとして情報蓄積と発信をすることを目的とする。 |
井垣 伸子 総合政策学部教授 |
神戸三田キャンパス |
2020年4月1日~2023年3月31日 |
21 |
イノベーション・システム研究センター イノベーションを経済学、経営学、公共政策学、社会工学、社会情報学および関連する分野の専門家が結集して、多角的視点から、新知識の創出・普及・価値創造および価値獲得にわたるイノベーション・プロセスを研究し、研究成果を学術・政策・実務の世界へ発信して、現代社会における知の蓄積と実装に貢献するとともに、関西学院大学の名を高らしめることを目的とする。研究成果を講義に活用して学生の知的好奇心を刺激し、学修の実効性をあげることもまた、主要な目的である。 |
安田 聡子 商学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2020年4月1日~2025年3月31日 |
22 |
外国にルーツをもつ人への支援研究センター 外国にルーツをもつ子どもたちの学習支援に関して調査・研究することを目的とする。 |
東浦 弘樹 文学部教授 |
西宮上ケ原キャンパス |
2020年4月1日~2025年3月31日 |
23 |
価値共創研究センター 価値共創に関する研究とその成果の公表を通じて広く社会に貢献することを目的とする。 |
石原 俊彦 経営戦略研究科教授 |
西宮上ケ原キャンパス | 2020年11月1日~2025年3月31日 |