総合政策学部 School of Policy Studies

-Think Globally, Act Locally-
分野の枠を横断する多様な学びで、
社会課題を広くとらえる力を身につける
総合政策学部は、「自然と人間の共生、人間と人間の共生」という理念のもと、現代社会における様々な問題に対して多様な学問領域の専門知識に基づき解決策を探り、実践できる力の育成を目指しています。
現代の社会問題は多様な課題が複雑に絡み合っているため、単一の学問領域だけでは最適な解決策を見いだすことは困難です。そのため総合政策学部では、法学・政治学・経済学・経営学・社会学・社会福祉学・工学・理学・言語を組み合わせた、学問の枠にとらわれない学びを提供しています。
総合政策学部の学びのポイント More About us
1年次は幅広い学問領域にふれ、興味関心を見極める
総合政策学部は総合政策、メディア情報、都市政策、国際政策の4学科で構成されています。しかし、1年次には学科には所属せず、4学科の基礎的な内容を広く学んでから、興味のある学科を2年次に選ぶことが出来ます。
多面的・学問横断的に学ぶフィールドワークを通じて思考力と実践力を磨く
総合政策学部は“Think globally, Act locally.”(地球規模で考え、足元から行動を起こせ)をモットーにフィールドワークを実施。講義で学んだ理論を実際の現場で生かすことで実践力を養います。
フィールドワーク社会変化にあわせたデータサイエンス教育を展開
データを使った分析・表現が必須となった現代社会において、複雑に絡み合う社会課題に対する解決策を導く、高度なデータサイエンス教育を提供。各分野で専門的な研究を行っている教員たちが、コンピュータなどの情報端末を用いて皆さんの学びをサポートします。
データを用いながら学ぶGlobal
多様な国籍や文化的背景、実務経験を持つ教員による学部独自の英語教育プログラムを展開。英語運用能力や国際感覚など、国際社会で活躍するために不可欠となる力を身につけることを目指します。また、交換留学、国際ボランティアなど学部独自プログラムにも参加可能です。
グローバルキャリアプログラム(GCaP)Society
学内の研究発表会や学外での政策提言など、自らの考えを発信する機会がたくさんあります。これらの機会を通じて、課題解決に必要となる自分の考えを正しく伝えるプレゼンテーション力、相手の真意を理解し、議論する力を身につけます。
進路について Career
学部での学びを生かしたキャリアの選択肢
総合政策学部では横断的な学びを通じて、豊かな社会の実現に向けた政策を立案・実行できる人材を輩出しています。複雑な課題が山積する現代において、こうした能力は一層求められています。
学部長メッセージ Message
共感力と知を携え、社会課題の解決に挑む
総合政策学部長池側 隆之
総合政策学部は、ますます複雑化する様々な社会の問題・課題を、一つの学問分野を超えて多面的・複合的に理解し、その解決策を探ることを目指す学部です。学生たちは、自分の関心に合わせて社会的課題を見出し、それに必要な専門知識、分析手法、さらには提案・実装技法を組み合わせ、政策の立案・提言に繋がる能力を養っていきます。
ここでいう政策とは、政府や自治体等の行政機関が公的な課題に対応するために定める方針という意味だけではなく、今日においては、社会成員としての個人や、何らかの属性を有する個人の集合体であるコミュニティが抱える課題に対して関係者がアイデアを出し合いながら、解決に繋がる計画を精緻に検討・立案し、それを実践するまでの流れと捉えることが可能です。そこでは、多様な専門性を持つ者との協働作業を行いながら総合的に解決する資質や姿勢が重要になります。このような社会状況の変化を見据えた学際的な学びの場として、総合政策学部は1995年に設立され今年30年目を迎えます。
総合政策学部では学年進行に合わせて専門性を身に付けられる教育を提供しています。その専門性を支えるのは1、2年生の時期を中心に学修した幅広い知識であることは言うまでもありません。そういった知識の獲得によってもたらされるのは、多様な学問に対する理解力だけではなく、少なくとも未知の領域を分かろうとする姿勢や態度、すなわち共感力に他なりません。共感力に裏打ちされた見識は社会の様々な場面において今後も重要な役割を担っていくことになるでしょう。そのような社会と向き合いながら総合政策学部30年の歴史に新しいページを加える作業を学生の皆さんと行っていきたいと考えています。

教育の指針
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