[ 総合政策学部 ]4年間の流れ・卒業論文テーマ(抜粋)
INDEX
4年間の流れ
未来を切り開く、充実した4年間の学び
総合政策学部は「学部一括入試」として入試を実施。1年次は学科に所属せず、将来専攻する分野をじっくり選びます。2年次から学科に所属して専門的な学びを始めます。学科の枠を越えて自由に科目を履修できるカリキュラムによって、各学科で専門性を磨きながら、総合的な視点を育成します。
1年生
幅広い学問領域にふれ、研究の方法を学ぶ
1年生は学科に所属せず、問題への「総合政策的アプローチ」と研究の手法を学びます。自然科学、社会科学、人文科学の3つの系統から多彩な学問領域を取り上げ、現代社会の問題への理解を深めます。地球規模で広がる問題にアプローチするため、発信型英語運用能力を育みます。また、少人数の基礎演習では、リサーチ、プレゼンテーション、レポートという大学における研究の基礎的テクニックを共通スキルとして養います。
2年生
4つの学科に分かれ、専門性を身につける
学科ごとに設けられた専門科目・演習科目によって、政策を専門的に学ぶための基礎力を養います。
所属学科以外の科目も、個々の関心に応じて自由に履修可能です。また、特定の学問領域に限定されない幅広い内容を扱う学際科目を通じて、複合的な視野を身につけます。
3年生・4年生
ゼミナールに所属し、個別の研究テーマを探求
ゼミ担当教員の指導のもと、各自の問題意識に基づいた研究テーマを設定。各学科の専攻科目や政策課題科目によって学びを深めます。同時に学科を超えて自由に学ぶことによって、学際性と総合性に裏づけられた高度な専門能力を養成します。4年生には、個別の研究テーマに関する卒業論文・卒業制作をまとめます。どの学科に所属していても、卒業時に授与される学位は同じ「学士(総合政策)」。その理由は、学問のジャンルを超えて総合的にアプローチするという「総合政策」の学問的手法が、4つの学科すべてに共通しているからです。
卒業論文のテーマ(抜粋)
総合政策学科
- ・環境配慮的行動の規定要因~レジ袋有料義務化の効果の検証~
- ・フェアトレードの現状と課題~今後のコーヒー産業の在り方について~
- ・フェノロジーカレンダーは地域活性化の有効な手立てとなり得るのか
- ・日本の山間地域における過疎問題の改善に関する考察
- ・中小企業の成長指標と存続・成長要因に関する考察
- ・中国の中等教育機関における日本語教育の現状―口頭表現能力の重視に対する日本語学習者の要望と現実―
- ・匿顔社会において「顔の見えるコミュニケーション」の意義を捉え直す~「顔」が見えることがなぜ大事なのか~
- ・地球温暖化を防止するには、どのようなエネルギーを活用すればよいのか
- ・日本でベーシックインカムを導入することは可能か
メディア情報学科
- ・Live2Dを利用した2Dモデルのメイキング動画の制作
- ・認知症に備える記録用WEBアプリの提案
- ・E-commerceにおけるユーザの検索行動を用いた検索キーワードの自動生成の検討
- ・高度情報通信技術および高度人工知能技術を活用したカーボンニュートラルの達成可能性に関する研究
- ・調査データからみるコロナ禍における属性間の不満相違に関する研究
- ・卒業制作番組『映像で語り継ぐ阪神・淡路大震災』の制作
- ・災害時ドローン運用システム~ドローン情報とTwitter情報を共有するシステム開発~
- ・映像を用いた空間体験型演出の系譜~1970年大阪万博を中心とした考察~
- ・教育映像「ヤングケアラー」の説明と制作過程の活動報告
都市政策学科
- ・観光×防災 ~観光地を訪れる観光客を災害から守るために~〈3つの自治体をもとに考える〉
- ・パッシブクーリングによるエネルギー使用量削減と海風の利用による熱環境改善効果の推定
- ・意匠登録制度におけるオフィス内装空間の登録状況に関する考察
- ・日本におけるコンパクトシティ政策の必要性
- ・労働生産性向上による企業の人手不足緩和を目指して
- ・航空行政における空港政策と今後の空港運営について
- ・日本のITベンチャー企業が成長するには
- ・消滅可能性都市への移住と観光の定量分析
- ・所得に関係する属性の政治関心への影響
- ・多自然居住地における防災拠点・災害復興拠点としての耕作放棄地の可能性の評価~高齢者への被害拡大の抑制を目指して~
国際政策学科
- ・日本において女性が参画するためには~政治と防災を例に女性が意思決定の場へ参画する重要性を考える~
- ・シェアリングエコノミーの現状 ―日本での民泊普及のために―
- ・“すべての人に対する”質の高い教育の達成とは―LGBTQの子どもに向けて―
- ・喜界島方言における主語のハダカ格標示の分布と分裂能格性の状況要因の発見
- ・オリンピック開催による経済効果
- ・外国人日本語教育における方言の必要性について
- ・文化財保護の国際的取り組み
- ・外国人技能実習制度の課題と解決策の提案―労働力不足の日本が、外国人と共生するためにー
- ・農村部に隠れる逆ジェンダーギャップ~フィリピン・ミンダナオ地方における教育課題事例から~