工学部
K.G.

工学部 School of Engineering

神戸三田キャンパス

ナノテクノロジー・パワーエレクトロニクスと
情報通信・AI技術により、
人を中心にした持続可能な社会の構築に貢献する

工学部では学科の代わりに課程制を導入。分野を横断したカリキュラムで複雑化する社会の課題を解決できる能力を身につけます。物質の性質の解明から実用化までを行う物質工学課程と電気電子応用工学課程、ICT、AI、ロボティクスの最先端技術を創出する情報工学課程と知能・機械工学課程はそれぞれマルチプル・メジャー(複専攻)制度を採用し、2分野を行き来しながら学ぶことで複眼的な視点を育てます。

工学部の学びのポイント More About us

Global

アメリカ サンフランシスコ・シリコンバレーにてイノベーションをおこす起業家精神・風土を体感できる短期プログラムや、英語とプログラミング言語(Python)を習得できるプログラムを展開しています。

Multiple Major

興味や目的に応じて隣接する専攻分野の専門性をさらに深められるよう、自由に選択できる「複専攻科目」を導入。卒業要件内で補完し合う2つの専攻分野を学ぶことにより、卒業研究のテーマや進路の選択肢が広がります。
(複専攻の履修は選択制)

進路について Career

複雑に絡み合う社会で工学の専門性を活かす

物質科学、電気電子工学、情報科学、人間・機械系の各専攻分野の基礎に根ざした深い知識と、それを複雑化・多様化する社会における課題解決に応用する能力を備えた人材を育成。現代社会が抱える諸問題の解決に結びつく研究成果を通して社会に貢献します。

学部長メッセージ Message

「自らの力で持続可能な社会に貢献しよう」

工学部⾧藤原 明比古

現代社会は、グローバル化や情報化、技術革新などの急速な発展が複雑に絡み合い、多様で複雑なものとなっています。この状態をVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとってVUCAとよび、変化が激しく、先行きが不透明で、将来の予測が困難である状態を表しています。このような社会で、私たち自身が、日本が、そして、世界が、豊かで幸せに過ごせる社会を持続させるためには何が必要でしょうか。 変化が小さく先行きが見通させる社会においては、これまでの知識をそのまま応用することで社会貢献できたかもしれません。しかし、VUCA社会では、今までは考えられなかった課題の解決や、新しい局面での新技術の投入を求められるようになります。

工学部での学びにおいては、狭い意味での知識の蓄積にとどまらないでほしいと願っています。多くの知識を蓄積することはもちろん大切です。その豊富な知識のもとで、自ら判断し、思考して、自ら結論を出す力を身につけることが大切です。自ら興味を持って選んだ専門分野を深掘りして根本から理解し、実践に応用する力を身につけていただきたいと思います。それによって、未知の課題に直面しても結論を出すことができるようになります。 工学部は自然科学や数学の基礎科学を基盤に科学技術の側面から社会貢献する力を修得する場です。自らの専門分野を深掘りして探求することを大切にし、複雑に絡み合う社会においてその専門性を活かすために、広い視野を持って物事の関連性を理解することも大切です。

ものごとを根本から理解して社会の一員として行動することは、関西学院のスクールモットーである”Mastery for Service”、「奉仕のための練達」の体現であると考えています。また、それによって、社会に対して自らの力を発信する皆さんは、工学部の聖句「あなたがたは世の光である」そのものなのです。4年間の学びにおいて、毎日の学びでは、授業や授業外学修、課外活動など目の前のことに精一杯取り組まれることと思いますが、たまに、一呼吸おいて、周りを見渡し、スクールモットーや学部の聖句を思い起こして、広い視野で充実した学生生活を送っていただくことを期待しています。

教育の指針

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