Kwanseiコンピテンシー
関西学院は、キリスト教主義に基づく全人教育によって「“Mastery for Service”を体現する世界市民」を育成することを使命としています。その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に身に付けるべき知識・能力・資質を「Kwanseiコンピテンシー」と定め、これを大学の教育に通底するものとして位置づけます。
「Kwanseiコンピテンシー」は、各学部の教育課程やそれを補完する全学科目等の「正課教育」だけでなく、クラブでのスポーツ・文化・芸術活動、ボランティア活動、寮生活等の「正課外教育」、さらには友人関係、教員・職員との交流、キャンパスの豊かな自然も含めた大学の多様な「環境」によっても育まれます。
(知識)
・幅広い知識・深い専門性
・多様性への理解
(能力)
・論理的な思考力
・主体的に行動する力
・生涯にわたって学び続ける力
・豊かな人間関係を築く力
・対立する価値を調整する力
(資質)
・困難を乗り越える粘り強さ
・よりよい社会に変革する情熱
・誠実さと品位
関西学院は、幼稚園から大学・大学院までの教育を通じて、この学院に学ぶすべての者がこれらのコンピテンシーを段階的に身に付け、高めていくことをめざします。