データに基づくマネジメント(Evidence-based Management)の推進(IR室)

関西学院では、2022年4月にIR室を開設しました。
関西学院では、創立150 周年を迎える2039 年を見据えて策定した将来構想「Kwansei Grand Challenge 2039」において、教育・研究や経営資源のデータを統合した総合的なIR機能を構築し、データに基づくマネジメント(Evidence-based Management)を推進することをめざしています。
IR室では、上記「Kwansei Grand Challenge 2039」の目標を踏まえ、教学および経営の情報を収集、分析し、その結果を報告することで本学の現状の可視化に取組みます。中長期的には、IRの取り組みを通じてインナーコミュニケーションの活性化を図るとともに、学院内にEvidence-basedな組織文化を醸成します。また、関係部署と連携したIRの取り組みを通じて、学生の自律的な学びと成長を通じた教育価値の最大化を実現します。

IRの体制

関西学院IRの体制

各種調査の企画・実施

新入生アンケート

関西学院大学に入学した学生を対象とした「新入生アンケート」を入学直後に実施し、これまでの経験や今後の大学生活で取り組みたいこと、入学時点における「Kwanseiコンピテンシー」を身につけている度合などを測定しています。
調査結果は、今後の施策の実施や改善を検討する際の資料として活用しています。

在学生調査(1年生、3年生対象)

関西学院大学では毎年、「在学生調査(1年生、3年生対象)」を実施し、関学生の学びの状況や学生生活の満足度などを測定しています。
調査結果は教育改善・学生支援の施策を検討する際の資料として活用しています。

卒業時調査

関西学院大学では毎年、関西学院大学を卒業する学生を対象とした「卒業時調査」を実施し、学修成果の獲得状況や教育プログラムの満足度、学生生活の満足度等を測定しています。
調査結果は教育改善・学生支援の施策を検討する際の資料として活用しています。

卒業生調査

関西学院大学では、「将来構想『Kwansei Grand Challenge 2039』」 に基づき、卒業1年目の方、および、本学卒業6年目から5年きざみとなる11・16・21・26・31・36・41・46・51・56年目の卒業生の方を対象とする調査を実施しています(卒業1年目は毎年、6年目以降は隔年実施)。
本学では、大学教育が卒業後の長い人生にわたって効果・影響を及ぼすと想定し、在籍時の学修成果、卒業段階での就職・進路決定、卒業後の人生の三つの段階で、教育の成果の包括的な検証を今後進めてまいります。

過去の調査

これまで実施した調査の結果をご覧いただけます。