学生のマナー向上の取り組み
関西学院大学では学生のマナー向上にむけて、様々なタイミングと方法で注意を呼び掛けています。主な取り組みをご紹介します。
徒歩通学・バイク通学
徒歩通学について
西宮上ケ原キャンパスおよび西宮聖和キャンパスへの通学時は、最寄駅からキャンパスへの経路の道幅が狭いため、近隣の皆様に迷惑をかけないよう注意を呼び掛けています。
主な項目は以下の通りです。
・歩道や路肩を広がって歩かない。
・歩きながらのスマートフォン、イヤホンを耳にしたままで歩かない。
・自転車は車両であり歩行者優先。信号を守るなど交通法規を守って安全走行する。
自動車通学・バイク通学について
心ない自動車・バイク通学で近隣の皆様に迷惑をかけないよう学生に注意を呼び掛けたり、大学として施策を講じています。
主な項目は以下の通りです。
西宮上ケ原キャンパス
・自動車通学禁止
・50cc超バイク通学禁止
・50cc以下バイク通学自粛
<迷惑駐車に関する大学の施策>
大学では、西宮上ケ原キャンパス周辺での迷惑駐車の車両調査、各学部への情報提供、学生指導など種々の施策を行っています。
具体的には、自動車通学禁止のチラシを配布したり、迷惑駐車車両が学生所有の車と判明した場合は、各学部で当該学生を呼び出して厳しく指導し、保証人に対しても協力依頼を文書で郵送しています。
また、住民から苦情が入るなど悪質な場合は、即本人を呼び出し車を移動させます。迷惑駐車を繰り返す学生には、始末書を提出させる等厳しい姿勢で臨んでいます。
神戸三田キャンパス
・自動車通学許可制
西宮聖和キャンパス
・自動車通学禁止
・バイク通学禁止
喫煙ルール
関西学院大学では、学生の公共の場での喫煙を抑制するため、キャンパス内に指定喫煙所を設けています。
キャンパス内では指定喫煙所以外での喫煙を禁止し、注意を呼び掛けています。
過度の飲酒やイッキ飲み
過度の飲酒や「イッキ飲み」が原因で急性アルコール中毒になる学生がでないよう、飲酒の強要など絶対にしないよう注意を呼び掛けています。
薬物乱用
以下のような弊害をもたらす危険なものであることを認識してもらうため、注意を呼び掛けています。
<薬物乱用の弊害>
・急性中毒で死ぬことがある
・自力ではやめられなくなる
・性格や人格が変化する
・脳をはじめ全身の臓器に障害がおきる
・やめても後遺症に悩まされる
・理由なき凶悪犯罪を起こす
・社会を崩壊させる
関学生(2023年度入学生)の薬物に関する意識調査結果について
これまで、大学生の大麻等不正薬物の所持・乱用による事件事故が相次いで発生し、薬物汚染が大きな社会問題に発展しました。
こうした状況の下で、各大学における薬物に関する教育活動が喫緊の課題となり、2009年3月7日、本学は、関西大学、同志社大学および立命館大学との4大学による、薬物乱用防止に関する共同声明を発表しました。
この声明を通じて、健康で充実したキャンパスライフを保障するとともに、より広い視点に立ち、安全・安心の社会を実現するための教育・研究、そして社会的な活動を大学の使命ととらえ、薬物乱用防止のための組織的な啓発活動を行い、広く社会に向けてその活動を展開していくことを宣言しました。
その具体策として、共同のアクションプランを企画し、共同声明の発表以降、3つのアクション「委員会の開催・設置」、「教育・調査活動」、「広報活動」を柱に各大学で様々な取り組みを実施してきました。「関西四大学薬物乱用防止連絡会」の設置・開催をはじめ、学生参加のキャンペーンを行い、さらに講演会も開催してきました。
こうした活動の一つとして、2009年10月から4大学共同の「薬物に関する意識調査」を開始し、同調査も今年度で14年目を迎えます。
2023年度も新型コロナウイルス感染症拡予防のため、オンライン調査を実施しました。ここにその結果をご報告いたします。
一人暮らし
地域住民の一人であること、同じ建物の居住者だけでなく近隣住民に配慮して生活することなど注意を呼び掛けています。
主な項目は以下の通りです。
・騒音への注意
・ゴミの回収日や分別の遵守
詐欺・悪質商法
詐欺や悪徳商法に巻き込まれないように注意すること、相談窓口があることを呼び掛けています。