外国人留学生の就職活動 Q&A
[ 編集者:キャリアセンター 2016年12月15日 更新 ]
Q: 外国人留学生が日本企業で働くために必要なことは?
A: まず、日本で働くという強い意志を持つことです。
日本企業の考え方は中長期スパンで人材育成を捉え、終身雇用の中でキャリアアップするのが特徴です。
このため一定期間は日本で働くという強い意志を持つことが必要です。
また、日本で就職するには在留資格の更新が必要です。就職活動にあたっては在留資格の変更が可能な業種・企業を選ぶ必要があります。在留資格の変更については、最寄りの入国管理局に問い合わせてください。
Q: 日本企業は外国人留学生にどんなことを期待していますか?
A: 求められるのは、こんな人材です。
●日本と海外との架け橋になるような人材
●母国と日本双方の文化や習慣に精通し、複数の視点による見方ができる人材
●臆せずさまざまな国籍の人に自分の意見を主張できるグローバルコミュニケーション能力を持った人材
●相手の意見を十分に聞き、理解する力を持った人材
Q: 日本企業に就職するにあたって身につけておいた方がよいことは?
A: まずは日本語力が大前提。加えてこれからは英語力も求められます。
●日本人と日本語でディスカッションすることができる能力(日本語能力検定N1級程度)
●英語でビジネス文書・資料の作成、プレゼンテーションができる能力
●日本のビジネス社会で必要とされる常識やマナー(日本人と同じ面接や書類選考を通過することができるレベル)