AI活用人材育成プログラム

[ 編集者:教務機構   2021年7月13日 更新  ]

プログラム概要

【概要】

~「Society5.0」の時代に、新たな未来、新たな価値を創造する~
関西学院大学は日本IBMと共同で開発した「AI活用人材育成プログラム」を2019年度より開講しています。
このプログラムは、今後の社会でますます必要とされるAI活用人材(AIやデータサイエンス関連の知識を持ち、それらを活用して現実の諸問題を解決できる能力を有する人材)を育成します。全10科目からなる科目群で、入門、基礎、発展と段階的に学べるように設計しており、文系・理系関係なく、AIやプログラミング等に関する特別な知識やスキルがなくても履修できます。
2021年度からは入門3科目にて、24時間いつでも質問できるTAチャットボットや、Web上でのディスカッションが可能なトークボードを備えたフルオンライン型の「virtual-learning」を導入し、最先端の学習スタイルを提供しています。
AI/Big Data/IoT技術などによるデジタル革命が生活・産業・雇用など社会の在り方を大きく変える「Society5.0」の時代にAIやデータを活用して、社会課題を解決し、新たな価値を創造できるAI活用人材をめざしましょう。

【修得できるスキル】

AIスキル
- AIに関する知識を保持し、実際のアプリケーション開発ができるようになります。

プログラミングスキル
- ソフトウェア、ハードウェア、ネットワークに関する知識を保持し、実際のシステム開発ができるようになります。

プロジェクトマネジメントスキル
- IT関連のプロジェクトにおいて、コスト、コミュニケーション、時間、人的資源等の要素を統合的に管理できるようになります。

統計解析スキル:データ分析手法
- 統計解析に用いられる多様な分析手法に関する知識を保持し、データを意味ある形に加工し、適したツールを選出して統計解析を遂行できるようになります。

統計解析スキル:数学・統計知識
- 情報処理、統計学などの情報処理系の知識を保持し、活用できるようになります。

ビジネス基礎スキル
- コミュニケーション力、論理的思考力、課題解決力といった、業種や業界の垣根を越えて適用する、ポータビリティのある力を身につけます。

【修了証書】

プログラム修了者には、各学期末に修了証書を授与します。
AI活用人材育成プログラム全10科目(20単位)のすべての単位を取得していることが修了要件です。

カリキュラム概要

【カリキュラムツリー】

矢印は全て先修条件を示しています。

【科目紹介】

ー入門科目ー

AI活用入門
(virtual-learningで開講)
AI活用人材として社会で活躍するための基礎的な知識を修得することを目的としています。
そのために、産業構造の変化や今後必要とされるスキルなど社会背景に関する知識、AI技術に関する基礎知識、AIを活用するために必要不可欠なデータサイエンスに関する基礎知識、AIを利用したアプリケーションを開発するための基礎知識を学びます。

ー基礎科目ー

AI活用アプリケーションデザイン入門
(virtual-learningで開講)
AIの各機能(言語、画像、音声、等)の技術・活用事例・利用法を学び、それらを実際のビジネス現場で活用できるようになるための基本的な知識とスキルを修得します。

AI活用データサイエンス入門
(virtual-learningで開講)
AIを活用するために必要不可欠なデータ解析に関する基礎知識、技術、活用事例、および問題解決フレームワークを学び、ソフトウェアを用いて実際のビジネス現場で活用できるようになるための基本的な知識とスキルを修得します。

AI活用実践演習A(JavaによるWebアプリケーションデザイン) <集中講義>
AIを活用したWebアプリケーションの開発に必要な基礎的な技術を修得することを目的とします。そのために、Webアプリケーションの動作の仕組み、開発のために必要なプログラミング言語Javaの基礎、オブジェクト指向の考え方に基づくシステム開発プロセスやソフトウェアテスト技法を学びます。さらに、顧客の要望に応じたWebアプリケーションを開発するプロジェクト型演習を行います。

AI活用実践演習B(Pythonによる機械学習・深層学習) <集中講義>
AIの基盤技術である機械学習・深層学習に関する基礎的な知識を修得することを目的とします。そのために、機械学習(回帰・サポートベクターマシン等)や深層学習(ニューラルネットワーク、畳み込みニューラルネットワーク等)の仕組みを学びます。さらに、プログラミング言語Pythonの基礎を学んで、機械学習や深層学習に関するプログラミングを行います。

AI活用実践演習C(Webデザイン) <集中講義>
AIを活用したWebアプリケーションのためのユーザーインターフェイス(UI)デザインに関する基礎的な技術を修得することを目的とします。そのために、UIデザインの考え方、HTML、 CSS、 JavaScriptの基礎を学びます。さらに、テーマに応じたWebページを開発します。

AI活用アプリケーションデザイン実践演習 (2021年度秋学期から開講)
自然言語解析、音声認識や画像/動画解析などのAI機能を利用するためのAPI(Application Programming Interface)を利用したアプリケーション開発や提案作成を行います。

AI活用データサイエンス実践演習 (2021年度秋学期から開講)
データ解析の方法論、ストーリー構造化手法、プレゼンテーション資料作成手法等を学びます。さらに、与えられたテーマに応じて、資料の作成・プレゼンテーションを通して、ソリューションを提言するプロジェクト型演習を行います。

ー発展科目ー

AI活用発展演習Ⅰ <集中講義>
企業・自治体等が抱える様々な課題に対して、チームを構成し、AIを活用したソリューションを提案できる能力を修得することを目的とします。そのために、AIを利用したアプリケーションの開発を行ってソリューションを提言するプロジェクト型演習を行います。

活用発展演習Ⅱ <集中講義>
企業・自治体等が抱える様々な課題に対して、チームを構成し、AIおよびデータ解析を活用し、説得力のあるソリューションを提言できる能力を修得することを目的とします。そのために、チームを構成し、課題の分析から、AIを利用したアプリケーションの開発、ソリューションを提言する、総合的なプロジェクト型演習を行います。

【申込にあたっての注意事項】

■全科目申込手続きが必要です。申込期間等の詳細は、学部履修心得や教学Webサービス「お知らせ」を参照してください。
■カリキュラムツリーにある矢印は先修条件を示しています。当プログラム科目を履修するには、まずは「AI活用入門」の履修が必要です。
■集中講義は、当該学期に卒業見込みの者は履修申込ができません。
■西宮上ケ原キャンパス開講、神戸三田キャンパス開講、オンライン開講のものがあります。確認の上、履修可能な科目を申し込むようにしてください。キャンパスを間違えて申込みをした場合でも、申込期間を過ぎると取り消しはできません。
■履修発表後は、原則として履修を取り消すことはできません。学部の必修科目等と重複しないように注意してください。

【履修にあたっての注意事項】

■AI活用人材育成科目は、AIやデータサイエンスに対する強い学習意欲を持っている学生を対象として開講する科目です。AIやデータサイエンス、プログラミングに関する知識やスキルがなくても受講可能ですが、基本的なPCスキルやインターネットスキルは事前に身につけておいてください。スマートフォンしか使用したことがない学生、WordやExcel等の入力程度しか経験がない学生はまず情報科学科目「コンピュータ基礎」等から履修することをお勧めします。
■AI活用人材育成科目では、履修学生が各自のノートPCを用いて、オンラインや通常教室で授業を行います。履修に先立ち、各自でノートPC(Microsoft Windows10、またはMac OS X 10.8以上)を必ず準備してください。もしPCの新規購入を検討する場合は、持ち運びが可能な軽量PC、記憶媒体はHDDではなくSSDのPCをお勧めします。必要なソフトウェアなどについては、初回授業時に説明します。また、本科目では学内で作業を行うこともあるため、授業開始までに学内ネットワーク(持込デバイス用(無線)KGU-WLAN)の利用申請を済ませておいてください。利用申請の詳細は「情報環境機構Webサイト『学内ネットワークに接続』のページ」を参照してください。
■virtual-learningで開講する科目は、システム利用時に顔認証を行うため、カメラ機能が必要です。顔認証は不正アクセス、及び不正行為を防ぐために導入しています。それ以外の目的で顔写真を確認することや、他の目的に使用することは一切ありません。

プログラムの実施体制、及び教育の質向上へ向けた主な取組み

関西学院大学では、2019年度より「AI活用人材教育部会」を定期的に開催し、AI活用人材育成プログラムを自己点検・評価することで、教育の質向上に取り組んでいます。
全学AI活用人材教育部会は、AI活用人材育成科目に関する施策を企画・立案し、科目運営を行うための常設の部会です。

【実施体制】

1 共通教育センター長
2 共通教育センター副長(1名)(部会長)
3 共通教育センター教員(1名)
4 教務機構事務部長または次長
5 部会長が指名した委員

【教育の質向上へ向けた主な取組み】

関西学院大学_AI活用人材教育部会における主な取組み.pdf