全学科目 情報科学科目について

情報科学科目

情報科学科目には、コンピュータを初めて利用する人や、なんとなくコンピュータを使ってはいるものの基本的な事柄をきちんと学習したいという人を対象とした「コンピュータ基礎」、社会や大学での研究でよく利用されているアプリケーションソフトを用いたより実践的な内容の「コンピュータ実践」、プログラミングについて学ぶ「プログラミング言語基礎」、「プログラミング言語応用」のほか、「文科系学生のための情報技術入門」「情報技術概論」などの講義科目があり、レベルに合せて授業が選択できるようになっています。

開講科目

コンピュータ基礎
コンピュータ実践
プログラミング言語基礎
文科系学生のための情報技術入門
情報技術概論
プログラミング言語応用

プログラミング言語の特徴・用途

プログラミング言語名

使用される主な分野

特徴・用途
PC プログラムの自由度が高く、目的に応じた拡張が可能。最も多くのプログラマが使用している言語で、コードがコンパクトに書ける。
Excel VBA PC Microsoftが開発したOffice製品(Word、Excel、Access等)で利用される言語で、Excel関数に馴染みがあれば、学習しやすい。Excelで行う定型的な手動処理を自動化することができる。
Java PC、Web、スマートフォン OSに関係なく動作させることができ、他の言語よりも処理速度が速いため、様々な環境で使用されている。多くの言語で採用されているオブジェクト指向(プログラムを部品に分けて作成)の入門となる言語。
JavaScript Web、PC、スマートフォン Webページを操作するために作られた言語のため、Web分野を中心に使用されている。文法が非常にシンプルで、柔軟性も高い。
PHP Web Webサーバー開発におけるプログラミングを実践(データなどの処理作成)。ブラウザではなくサーバーサイドで動作し、データの投稿や表示、同じURLのページでも状況により表示内容を変更したりできる。
Processing 教育 グラフィックとアニメーションの機能に特化した言語。視覚的なフィードバックが即座に得られるため、プログラミング初心者がプログラミングを学習するのに適している。
Python PC、Web        人工知能(AI)に用いられる機械学習の基本言語。少ないコード量で簡単にプログラムが書ける、コードが読みやすいといったメリットのある言語。Web開発、教育の分野など広い分野で使用されている。

履修モデル

各科目の難易度と履修モデルは以下のとおりです。左側の数字は、ナンバリング(授業科目に適切な番号を付し分類することで、学修の段階や順序等を表し、教育課程の体系性を明示する仕組み)を表します。100番台は入門レベル、200番台は中級レベル、300番台は専門レベルといった分類になります。

※1 情報とコミュニケーション、情報のデジタル化、コンピューティングの要素と構成、アルゴリズムとプログラミング※2 データモデリングと操作、情報ネットワーク、情報システム、情報倫理とセキュリティ

学部によって、次のとおり履修できない科目があります。
学部 履修出来ない科目
文学部、教育学部 コンピュータ基礎
経済学部(2021年度以降入学生) コンピュータ基礎、コンピュータ実践(データ分析)
理工学部、理学部、工学部、生命環境学部 情報科学科目全科目
総合政策学部 コンピュータ基礎、文科系学生ための情報技術入門、情報技術概論

建築学部

文科系学生ための情報技術入門