2024.12.03.
関西学院大学国際学部SDGsプロジェクト×NPO法人なごみ「美味しい国際交流~ドイツマルクト」を開催

ドイツ料理を楽しみながら多文化共生を考える

関西学院大学(兵庫県西宮市、学長:森康俊)国際学部SDGsプロジェクトとNPO法人なごみ(兵庫県西宮市、理事長:坪倉勝)は12月9日(月)、まちcafeなごみ(兵庫県西宮市東鳴尾町2丁目16-19)において「美味しい国際交流~ドイツマルクト」を開催します。異なる文化、考え方を持つ様々な国の人々が集まり、ドイツの文化や食をテーマに、カリーヴルストなどのドイツ料理を楽しみながら多文化共生について考える取り組みです。

国際学部SDGsプロジェクト

開催目的・背景

現在、西宮市の鳴尾東地域では、周辺地域に在住する外国人の方と日本人住民の間に交流が少なく、相互理解や協働関係が進んでいない課題があります。今回の連携活動では、「まちcafeなごみ」が地域の国際交流拠点としても機能できることを広く認識してもらい、今後の多文化共生の先駆けの場にすることを目的とします。また、このイベントを皮切りにして、時間をかけて地域に住む外国の方と住民との交流づくりを目指します。今回のイベントは、NPOと連携して問題解決を実践するプロジェクトを展開する関西学院大学国際学部SDGsプロジェクトと、NPO法人なごみが実施している「まちのがっこう」の活動が共同で開催します。共同開催のきっかけは、「グローバルイッシューB」(後述)を担当する定藤 繁樹 関西学院大学名誉教授がNPO法人なごみの取り組みを知っていたことから、学生の実践先の一つとして実施できないか、NPO法人なごみに相談し、本取り組みがスタートしました。また、受講生の中に留学経験のある学生が多いという特徴や、実際にドイツへ留学から帰国したばかりの学生がいたことから、まずは移民大国でもある「ドイツ」をテーマとした企画が立ち上がりました。

関西学院大学 国際学部SDGsプロジェクトについて

国際学部SDGsプロジェクトは、SDGsの課題を取り上げ、NPOや社会的企業などと連携して問題解決を実践する国際学部の授業「グローバルイッシューB」(担当教員:定藤 繁樹 関西学院大学名誉教授)の履修者7名が実施しているプロジェクトです。当プロジェクトでは、「今日からできるSDGs」ダイアリーの制作やSDGs達成に向けた学生による夜カフェ運営などを行ってきました。

「今日からできるSDGs」ダイアリーの制作についてはこちら関連リンク

SDGs達成に向けた学生による夜カフェ運営についてはこちら関連リンク

NPO法人なごみ・『まちのがっこう~まちがく~』活動について

NPO法人なごみは、子どもから高齢者そして障がいのある人まで、全ての住民が住みなれたまちで暮らしていけるよう、地域の特性に応じた魅力あるまちづくりを行うことを目的としています。2014年11月より西宮市の地域づくり支援事業を受託、実施しており、2018年4月からは西宮市共生型地域交流拠点「まちcafeなごみ」を運営しています。また、昨年度より新たなにスタートした「まちのがっこう~まちがく~」は、西宮市全体をキャンパスとして、「学ぶこと」自体をまちづくりに繋げるほか、学ぶことが新しい自分や仲間、知識、居場所との出会いになることを目指す、新しい学校のかたちです。

「NPO法人なごみ」や「まちcafeなごみ」などの事業活動内容について詳しくはこちら関連リンク

NPO法人なごみの運営する「まちがく」について詳しくはこちら関連リンク

イベント概要

【開催日時】  2024年12月9日(月)19:00-20:30
【会 場】   まちcafeなごみ(西宮市東鳴尾町2丁目16-19)
【プログラム】 自己紹介やアイスブレイク
        国際学部SDGsプロジェクトメンバーの学生によるドイツの文化紹介
        移民との共生など、様々なテーマについて話し合い、楽しむ交流タイム
        移民をテーマにしたディスカッションなども実施予定
【定 員】   20名
【参加費】   500円

【取材のお申込みについて】
        取材をご希望の場合、12月9日(月)15時までに添付のPDF下部にあるお問い合わせ先までご連絡ください。