2022.12.16.
SDGs達成にむけて、学生が夜カフェ運営~オーガニックへの意識改革で環境保護に貢献~

12月20・21日 17:30~ カフェ「ROUGH LABO肥後橋」

 SDGsの課題を取り上げ、NPOや社会的企業などと連携して問題解決を実践する国際学部の授業「グローバルイッシューB」(定員20名)を履修する学生のうち6人が12月20日・21日の2日間、ROUGH LABO肥後橋(大阪市西区)で、オーガニック食品を使用したパフェやワッフルなどを提供する夜カフェを運営します。オーガニックを推進することがSDGsにどのように貢献するのかを参加者に知ってもらい、日常的に取り入れてもらえるきっかけをつくり、長期的な意識改革につなげることが狙いです。当日は蜜蝋を使ったキャンドルの手作りイベントも実施予定です。

  オーガニック製品を使用することは、動物や植物、微生物など目には見えない小さな命、自然環境との公正な関係や健康の確保、生態系のバランスに沿った生産活動や技術が長く営まれ続けることに貢献します。学生らは、この点に着目し、オーガニック製品の中でも体に最も影響する「食」に着目しました。イベント参加者が意見を出しやすいように、「欧米と比較した際の日本のオーガニック消費量の低さや浸透度」「オーガニック推進が貢献するSDGsゴール」などオーガニックへの理解を深める資料を設置する予定です。

三宅川ひなたさん(国際学部2年生)は「農林水産省のデータによると、日本では好奇心や健康がきっかけでオーガニック食品を購入している人が約90%を占めており、環境を守るためなど世界の問題として捉えて購入する割合は少ないです。そのため持続性の低い状態になり、有機野菜の需要も供給も伸びにくいと考えられます。このプロジェクトをきっかけに、オーガニックが世界の問題解決に貢献できることを伝え、少しでも人々の意識に変化を与えたい」と意気込みます。

【イベントについて】
■日時:2022年 12月20日(火)、21日(水)
    1部:17:30~19:00、 2部:19:00~20:30、 3部:20:30~22:00(両日共通)
■場所:ROUGH LABO肥後橋(大阪府大阪市西区江戸堀1丁目19−23 長崎ビル105)
■内容:オーガニック食品を使用したパフェやワッフル等の提供、蜜蝋を使ったキャンドル作り
■参加:一般・学生 約50人予定(予約優先)
■申込:SNSより申込み可 【Instagram】jankenpon.kgu 【Twitter】@jankenpon_kgu