[ 経済学研究科 ]理念・目的・教育研究目標

理念・目的

 経済学研究科は、経済学の高等教育機関として研究者を養成するとともに、研究機関として経済学の理論および応用を研究することにより経済学の進展に寄与することを理念として掲げる。この理念の下、今日、経済問題の複雑化や社会の高度化に伴って経済学の学習がより広い範囲にわたって必須のものとなってきていることから、幅広い人材に向けた高等教育の機会提供に柔軟に取り組んでいる。本研究科では、絶え間なく変化する現実の中で 、冷静な頭脳と暖かい心情の両方を持ちあわせながら、国際的な視野と多元的なものの見方をバランスよく習得する点を重視し、経済学を学際的な観点から追求していくことを常に意識している。
本研究科は、経済学研究者の需要増大に応えて多くの人材を養成し、大学や研究機関に送り出すことを目的とする。また、広く深い教養を身につけた、税理士、会計士、教員、公務員 、エコノミストといった高度専門職業人を養成することも目的とする。

教育目標

 2016年度より以下のとおり目標を掲げ、教育・研究を実践していきます。
 1)少人数制による課程を生かしながら個々のニーズに沿ったカリキュラムを構築すること。
 2)国際的に活躍する専門知識を備えた高度専門職業人を養成するため、アカデミズムと実務の融合を目指す多様なメニューを用意する。
 3)対外的な研究成果の発信に努め、教育へのフィードバックを含め、研究成果を社会に還元し寄与していく研究科を目指す。

人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的

 経済学研究科では、学則第3条に規定する人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的を以下のとおり定めています。
 より高い水準の研究を志す学生に対して、広く経済学の専門研究の機会を提供し、多元的なものの見方や国際的な視野を育成するとともに、経済に対する高度な分析・応用能力を修得させる。社会人に対して、その職業経験と経済学の研究能力との融合をはかり、問題の発見能力とその現実的な解決能力とに秀でた高度専門職業人を育てる。