2019.11.15.
“難民の故郷の味”を生協食堂で提供 一食につき20円を難民支援に寄付
関西学院大学は、“難民の故郷の味”を生協の学食で提供する「Meal for Refugees」(通称:M4R)を11月18日(月)から22日(金)まで、西宮上ケ原キャンパスの生協食堂BIG PAPAとBIG MAMAで開催します(神戸三田キャンパスでは11月25日(月)から29日(金)まで)。
売り上げの一部を認定NPO法人「難民支援協会(JAR)」に寄付し、国内に滞在する難民を支援するのが目的です。西宮上ケ原キャンパスで提供するのは、国内に暮らす難民から教わった料理を収録したレシピ本『海を渡った故郷の味』から厳選した「まろやかチキンカレーとナンのセット(427円)」「トマトソースの肉じゃが(220円)」「ビルマ風まぜうどん(372円)」「パンプディング(174円)」の4種類。一食につき20円が難民支援協会に寄付される仕組みです。「Meal for Refugees」は、2013年に関西学院大学総合政策学部に所属していたミャンマー出身の難民学生、テュアン・シャンカイさん(※1)が、食を通じて難民問題を知ってほしいと、難民支援協会と協力して始めたことがきっかけです。その後、同様の活動が全国に広がり、今では約50の大学と高校で導入されています。
(※1)関西学院大学は2006年に国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所と協定を締結し、同事務所が推薦する難民を正規学生として迎える入試制度を日本で初めて導入。2007年度以降、計20人を受け入れています。
◆神戸三田キャンパスでは、11月25日(月)~29日(金)に別メニューで実施します。