[ 理工学研究科 ] 建築学専攻(2025年4月開設予定)
新専攻 安全・快適で美しい建築および都市空間の計画や設計、運営等に関する専門的知識と技術を有して、グローバルな視点で建築と都市の未来を創造する知識と能力を有する人材を養成
教育研究上の目的
‘Mastery for Service"を体現する世界市民をめざし、工学的知識と技術をベースにして、魅力的で持続可能な建築や都市空間をつくるための計画・デザイン能力およびそれらを運営・管理するためのマネジメント能力を育成します。また、単体としての建築、その集合体としての都市空間、そしてこれらを取り巻く地域社会や自然環境を、連続的・一体的なものとしてとらえ、相互の関係にまで踏み込んだ課題設定や計画提案、維持管理手法に取り組み、さらに、修得した能力を地域社会や国際社会で発揮できるための語学力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力を備えた研究者・技術者を育成します。
地球規模での環境問題が深刻化するなか、地球環境に配慮した持続可能で秩序ある都市開発が求められている現在、本専攻博士課程前期課程においては、高度専門職業人の育成を目的として、建築空間、都市空間そして地域社会を連続的かつ一体的なものとしてとらえ、相互の関係性について深く理解し計画できる能力の修得を行います。そしてこれらで得た知識を生かして、持続可能な建築や都市空間をつくるための十分な応用能力の修得を目指します。具体的には、建築物の設計に関する領域(建築設計、建築デザイン、建築構造デザイン、住空間デザイン、環境デザイン、建築構法、ユニバーサルデザイン、建築史)および都市空間デザイン・運営・防災に関する領域(都市デザイン、コミュニティデザイン、まちづくり、都市防災)につながるテーマに関する教育・研究を行います。