総合心理科学専攻 担当教員

[ 編集者:文学部・文学研究科        2018年7月3日   更新  ]

心理科学領域

■教授 有光 興記(ありみつ こうき)

心理科学・脳科学を軸として,臨床領域に応用可能な感情科学的知見を生み出していくことを主眼とし,感情の制御に関する実験や調査,不安症や自閉スペクトラム症の患者群を対象とした臨床試験を実施している。

■助教 伊藤 友一(いとう ゆういち)

私の専門は認知心理学であり,特に記憶や思考といった高次認知機能が主たる関心領域である。それら認知機能の背景プロセスについて,主に実験心理学的手法を用いて研究を行っている。

■教授 大竹 恵子(おおたけ けいこ)

心身の健康増進に関する要因の解明とウェルビーイングをめざしたアプローチについて研究を行っている。生活習慣の予防やポジティブ感情の機能に関する研究、幸福感やおいしさについて関心がある。

■教授 小川 洋和(おがわ ひろかず)

人間の意志決定の背後にある無意識の知覚・認知過程について、主に心理物理学的実験手法を用いて研究を行っている。特に視覚情報処理における、注意・選好・潜在学習のメカニズムに興味がある。

■教授 小野 久江(おの ひさえ)

私の専門分野は精神医学です。研究テーマは自殺予防であり、 (1)分子精神医学的 手法を用いた自殺の生物学的脆弱性の研究、(2)臨床試験のデザインと評価指標の研 究、(3)気分障害(うつ病)の臨床研究を行っている。

■教授 片山 順一(かたやま じゅんいち)

生理反応を指標として人の心理過程を探る心理生理学が専門。特に、注意等の認知過程について事象関連脳電位(ERP)という脳波手法を用いて研究を行っており、認知機能の解明およびその評価法の確立を目指している。

■教授 桂田 恵美子(かつらだ えみこ)

幼児期・児童期の社会性の発達に焦点をあてて研究している。特に、攻撃性と偏った認知の仕方、愛着形態、親の養育態度との関連について研究を進めている。また、ジェンダーに関する実証的研究も行っている。

■教授 佐藤 暢哉(さとう のぶや)

空間認知や記憶・情動を中心テーマとして認知脳科学的研究をおこなっている。主に脳機能イメージングやニューロン活動記録などの神経生理学的な手法を用いて,生体の認知機能の解明を目指している。

■教授 佐藤 寛(さとう ひろし)

子どもから大人まで幅広い年齢層の心の問題に関する,臨床心理学的な研究・実践を行っている。特に認知行動療法の観点にも続木,うつ病,摂食障害,発達障害といった問題へのエビデンスに基づく心理療法の開発に関心がある。

■教授 嶋﨑 恒雄(しまざき つねお)

人間の学習と思考の過程、特に因果帰納と呼ばれる推論過程について実験心理学の視点から研究を行っている。また、心理学研究の様々な側面と深い関係を持つコンピュータの利用技術にも深い関心を持っている。

■教授 中島 定彦(なかじま さだひこ)

パブロフ型条件づけおよびオペラント条件づけの基礎過程の連合論的実験分析を行っている。また、動物の記憶など認知能力の研究と一般の人々の動物観についての調査を実施している。犬の訓練現場にも関心がある。

■教授 成田 健一(なりた けんいち)

人のパーソナリティ、感情について生涯発達心理学の視点から研究している。特に青年期~老年期の人を対象に、質問紙を用いた心理学的構成概念の測定について関心を持っている。

■准教授 一言 英文(ひとこと ひでふみ)

比較文化心理学や文化心理学の観点と手法により、文比較調査や実験によって、個人のウェル・ビーイング、社会的感情や人間観と、その個人の社会文化的文脈との関係について実証的研究を行っている。

■教授 米山 直樹(よねやま なおき)

教育現場でみられる不安障害や軽度発達障害といった青少年の問題について、学習理論、行動療法、および応用行動分析を中心とした行動論的アプローチと呼ばれる方法論を用いて実践・研究を行っている。

学校教育学領域

■准教授 久保田 真功(くぼた まこと)

私の専門は、教育社会学です。これまで、主にはいじめに関する調査研究を行ってきました。 「いじめは絶対に許されない行為である」ということが、よく言われます。子どもたちも、そのことを 頭のなかでは理解しているはずです。それにもかかわらず、なぜ子どもたちはいじめをしてしまうのでしょうか。  その理由の一つは、学級集団が本来的に備えている制度的な特質にあると考えられます。子どもたちは教室という 狭い空間のなかで、年齢は同じであるものの異なる特性(能力や性格、家庭的背景など)をもった他の子どもたちと 互いに関わることを求められます。たとえ子どもたちが「この人とは(性格などが)合わないな」と思ったとしても、相手と適切な距離をとって 付き合うことが難しい状況にあるわけです。このことを踏まえますと、クラスにおける対人関係上のトラブルやその延長線上に あるいじめを防ぐことは、口で言うほど簡単ではないことがわかるでしょう。  その一方で、いじめが起きにくいクラスがある、ということも事実です。それでは、いじめが起きにくいクラスと起きやすい クラスとの違いは何なのか。このことを明らかにすることが、私の研究テーマになります。

■教授 小谷 正登(こたに まさと)

いじめ、不登校、暴力行為などの学校教育に関する様々な問題を生涯発達の視点から促え、それらの問題を克服する為の学校や教師、親に求められる具体的方策に関して臨床発達心理学の立場から研究を進めている。

■准教授 白銀 夏樹(しろかね なつき)

近現代ドイツ教育思想の分析を通して、現代の教育観を反省するための視座を得ることが私の研究の課題である。主に社会と教育の関係、芸術と人間形成の関係について、教育哲学的な立場から研究を進めている。