2019.11.05.
◆難民映画フェスティバル◆「イージー・レッスン-児童婚を逃れて」


 関西学院大学は、国連UNHCR協会による「UNHCR WILL2LIVE映画祭2019」のパートナーズとして、難民映画フェスティバルを11月18日(月)に西宮上ケ原キャンパスで、11月21日(木)に神戸三田キャンパスで開きます。上映する映画は「イージー・レッスン-児童婚を逃れて」(ハンガリー/2018年)。「娘だけは自由に生きて」という母親の想いを胸に、ソマリアからハンガリーに単身で逃れ、懸命に生きる17歳の女性を描いた作品です。一般の方も観賞できます(無料)。
 ご多用とは思いますが、案内記事の掲載、ならびに取材のご参考にしていただければ幸いです。

■ドキュメンタリー映画「イージー・レッスン-児童婚を逃れて」(ハンガリー/2018年/78分)
 ◇西宮上ケ原キャンパス   11月18日(月) 16時50分~18時20分  G号館201教室
 ◇神戸三田キャンパス    11月21日(木)  9時~10時30分     Ⅱ号館201号教室
 「娘だけは自由に生きてほしい」。そんな母親の想いを胸に、ソマリアで育った17歳のカフィアは児童婚から逃れるため、15歳のときに単身ハンガリーにたどり着いた。ハンガリー語を学びながら、高校の卒業資格をとるために日夜勉強に励むカフィア。その美貌を生かしてモデル業も始め、順調な毎日を過ごしているかのように見えたが、生まれ育った祖国で培われた宗教や文化に対する価値観とのジレンマに苦悩する。ソマリアにいる最愛の母親になんと伝えたらよいのだろうか…。ヨーロッパで自分らしい生き方を模索しながらも、自問自答する日々が続いていた。監督ドロッチャ・ズルボー。日本語字幕。

◆入場無料。申し込み不要。

※UNHCR WILL2LIVE映画祭2019
 世界では今、紛争や迫害により7080万人もの人々が住みなれた故郷を追われています。UNHCRはこのような人々を決して置き去りにはしないと、世界各地で人道支援の最前線に立って日夜活動しています。今年の映画祭のタイトルに含まれる“WILL2LIVE”(ウィル・トゥー・リブ)には、厳しい境遇にあっても生き抜こうとする意志(=Will to live)が示されています。難民とは逆境を生き抜く意志を持ち、困難を乗り越え逆境に立ち向かい続ける人です。変化の時代、すべての人が困難に直面しうる今、彼らの生き抜く姿は、私たちに勇気を与えてくれます。映画祭では、彼らの不屈の姿が描かれた映画を上映いたします。一人ひとりにできることから、難民支援の輪に加わっていただければ、この日本から変化が生まれると信じています。
 特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
  理事長 田中明彦
  事務局長 星野守
  (UNHCR WILL2LIVE映画祭2019HPより一部抜粋)


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