2019.07.03.
大学院司法研究科と加古川市が連携協定締結へ

7月11日(木)14:30~ 加古川市役所


 関西学院大学大学院司法研究科(法科大学院)は加古川市と7月11日(木)、地域社会に必要とされる高度な法務能力を有する人材の育成を目的に、下記の通り、加古川市役所にて連携協定を締結いたします。

■協定締結式■
日 時  7月11日(木)14時30分~15時15分
場 所  加古川市役所本館3階 秘書室 特別会議室
     (加古川市加古川町北在家2000番地)
出席者  ・加古川市長               岡田 康裕
     ・関西学院大学大学院 司法研究科研究科長 亀井 尚也
     ・関西学院大学大学院 司法研究科 教授  津田 和之
       (加古川市コンプライアンス・法務アドバイザー)

【背景等】
<加古川市>国、県からの権限移譲や関与の廃止縮小などに伴い、事務の範囲や裁量が拡大しており、より適正に法的根拠を整理し、法令を適用・解釈するため、組織全体の法務能力の向上が必要とされており、法務研修等により職員の法務能力の向上を図っています。
<法科大学院>コンプライアンスの確立や政策法務の前進などを担う公務に強い法曹の需要が高まっていることから、公務法曹教育を充実し、自治体法務を担うことのできる高度の法務能力を備えた法曹を養成しています。

【連携協力事項】
(1)市職員の法務能力の向上に関すること
(2)公務法曹(公務に強い法曹)の養成に関すること
【具体的な連携内容】
<加古川市>
・実践的公務を学習する機会の提供のため、法科大学院の授業科目に講師(ゲストスピーカー)として職員を派遣
<法科大学院>
・法科大学院の授業科目の受講を希望する市職員を聴講生として受け入れ
・市職員の法務能力の向上のための助言及び育成支援
【今後の方針等】
・秋学期(9月)から市職員を、聴講生として派遣する予定です。
・協定の締結を契機とし、地域社会に必要とされる高度な法務能力を有する人材の育成に関し、連携力事業の拡充を検討していくものとします。

【問い合わせ先】
◇加古川市役所 総務部総務課(079-427-9134)
◇関西学院大学 大学院司法研究科(0798-31-0106)