2018.10.05.
10/12 御所市と関西学院大学との連携協力に関する協定 調印式

西宮上ケ原キャンパスで

 奈良県御所市(市長:東川裕)と関西学院大学(学長:村田治)は、10月12日(金)、「包括的な連携のもと、多様な分野において相互に協力し、地域社会の持続的な発展と人材育成に寄与する」ことを目的として、連携協力に関する協定を締結します。

 日本社会は急速な人口減少と超高齢化、少子化社会に突入していますが、各自治体に求められる対応策も、直面している状況によって異なるため、それぞれの自治体の現状に合わせた処方箋の開発が求められています。そこで経済学部栗田匡相研究会では「市民の皆様と共に御所を創っていく地域共創」の理念のもと、御所市役所企画政策課、御所市の自治会長の皆様NPO法人ごせまちネットワーク・創の皆様と一緒に、これまで複数回のミーティングを重ねてきました。

 今後は、関西学院からは全学部の学生が履修可能となる正課授業の提供を行い、授業履修者には御所市の中心部にある空き家や銭湯のリノベーション計画の議論、策定に参画してもらう予定です。リノベーション後には、それらの場所を活用して、多様な世代・人々をつなぐコミュニケーションの場の提供、運営に関わることで御所市の人々と共に御所のまちづくりを支えていきたいと考えております。また、上記のような人材育成やコミュニティの活性化のみならず、世帯調査や学術的な分析を行いながら、地域社会の持続的な発展に帰するための研究活動も行うことで、御所市の現状にあわせた持続可能な発展戦略を考えていきたいと思います。


■日 時:10月12日(金) 11:00開始
■会 場:関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 本部棟会議室6
■次 第:
 ・出席者紹介
 ・協定締結の経緯説明
 ・協定書への署名・写真撮影
 ・御所市 東川 裕 市長 挨拶
 ・関西学院大学 村田 治 学長 挨拶
 ・質疑応答