2017.11.16.
映画を通じて難民を知ろう 「12th.UNHCR難民映画祭-学校パートナーズ-」

11/22(水)神戸三田、30(木)西宮上ケ原で

関西学院大学は11月22日(水)に神戸三田、30日(木)に西宮上ケ原の両キャンパスで難民をテーマにした映画を上映します。
関西学院大学は2007年、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と協力し、難民の方々に対する高等教育の機会を提供する難民高等教育事業(RHEP)を始めました。その事業は現在、8大学に広がっています。さらに本学では、市民の方々に難民問題に関心を持ってもらおうと、2014年度に「9th.UNHCR難民映画祭」への協力上映会を西宮聖和キャンパスで実施。2015年度には同映画祭の大学パートナーズとして、昨年度は学校パートナーズとして西宮上ケ原ならびに神戸三田の両キャンパスで上映会を開きました。今年度も学校パートナーズとして上映会を、下記の通り開催します。
ぜひこの取り組みを紙面でご紹介、あるいはご取材頂きますよう、よろしくお願いいたします。

◆神戸三田キャンパス
日 時:11月22日(水)15:10~16:40
場 所:神戸三田キャンパス アカデミックコモンズ シアター
上映作品:「グッド・ライ~いちばんやさしい嘘」(アメリカ/2014年/ドラマ)
1983年にスーダンで始まった内戦によって孤児となった南部スーダン出身の3人の難民の子どもたち。13年間をケニアのカクマ・キャンプで過ごした彼らはやがて成長し、アメリカへの第三国定住の機会を得る。空港に降り立った彼らを待っていたのは職業紹介所に勤めるキャリーだった。新しい土地での生活に戸惑いつつも幼少期の辛い思い出を乗り越えようとする3人、そんな彼らを理解しようとするキャリー。そこに生まれた絆とは―。

◆西宮上ケ原キャンパス
日 時:11月30日(木)9:00~10:30
場 所:西宮上ケ原キャンパス B号館301号教室
上映作品:「シリアに生まれて」(デンマーク・スペイン/2016年/ドキュメンタリー)
2011年以来、シリア危機によって故郷を後にした数百万人もの人々、その多くは子どもである。ヨーロッパへと向かう長く過酷な道のりや周辺国の難民キャンプ、あるいはようやくたどり着いた見知らぬ土地で子どもたち何を想うのか。爆撃により負傷し、家族と生き別れ、子どもとしての時間を奪われ、それでも新たな希望を胸に逞しく生きる7つの小さな命にカメラが丁寧に寄り添う。

※いずれも無料、一般市民の参加可、事前申し込み不要
※問い合わせは、関西学院広報室(0798-54-6017)までお願いします。