2015.11.10.
関西四大学「薬物に関する意識調査」の集計結果報告書について

 関西四大学(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)では、健康で充実したキャンパスライフを学生に保障するとともに、安心・安全な社会を実現することが大学の責務と考え、2009年3月7日に薬物乱用防止に関する共同声明を発表しました。
 
 その具体策として、四大学は共同のアクションプランを企画し、「委員会の設置・開催」、「教育・調査活動」、「広報活動」の3つを柱として、各大学で様々な取り組みを実施してきました。「関西四大学薬物乱用防止連絡会」の設置・開催をはじめ、学生参加のキャンペーンを行い、さらに講演会も開催してきました。こうした活動の一つとして2009年から、四大学共同の「薬物に関する意識調査」を実施し、とりまとめを行ってきました。この調査を継続して実施することにより、学生の薬物に対する意識と態度を明らかにし、さらなる薬物乱用防止策の企画立案に役立つだけでなく、社会に対して警鐘を鳴らすことができるのではないかと考えています。
 
 このたび発表する報告書は、これまでの調査とその結果を踏まえて、再び、2015年4月に四大学の新入生に対して実施した「薬物に関する意識調査」の結果をまとめたものです。現代の学生が、薬物についてどのような考えをもっているかなどについてアンケート調査を行い、合計で23,012人の回答を集めることができました。

 今後も関西四大学は、この結果を基に薬物乱用防止策を企画・立案し、引き続き薬物に関する教育・啓発活動を展開していく所存です。

関西四大学「薬物に関する意識調査」集計結果報告書 PDFリンク