2017.01.24.
ハーバード大生との公開討論会開催

 関西学院大学の学生と米国ハーバード大学で日米の学生間交流の促進を目的に活動している学生団体「Harvard College Japan Initiative(HCJI)」計10人による公開討論会(言語:英語)が1月8日、西宮市大学交流センター(ACTA西宮東館6階)で開かれました。テーマは「私たちが導く未来の国際社会」で、特にカンボジアの教育事情を事例に取り上げ、どのように教育制度を根付かせられるかなどについて議論しました。
 会場には高校生から社会人の方まで約50人の一般参加があり、討論会の後半にはハーバード大生、関西学院大生、一般参加の方からなる小グループを作り、バックグラウンドや年齢、国籍の違う参加者同士が活発な意見交換を行いました。

 両大学の学生は公開討論会に向けて1月6日から2日間、西宮上ケ原キャンパスで元国連開発計画駐日代表の村田俊一・関西学院大学総合政策学部教授の講義を受け、両大学の学生混成のグループに分かれてプレゼンテーションや討論会の準備に取り組んで臨みました。参加した末永真大さん(総合政策学部3年生)は、2年生の時にフィリピンで国際社会貢献活動に参加した経験があり、「カンボジアの教育問題について、現地の人の視点にたって問題提起ができた。フィリピンでの実体験をもとに、自信をもって自分の考えが発表できた」と語ります。

 リーダーを務めた橋本小夏さん(文学部4年生)は、「企画・運営すべてを学生主体でさせてもらった。ハーバード大生と何を議論するか、高校生を巻き込んで国際社会の在り方を一緒に考えられないかなど、様々な関係者に協力を頂ながら私たちのしたいことを実施できたことは大きな経験になった」と振り返ります。

※当日の詳しい様子などは下記のリンクからご覧いただけます。

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