2025.08.06.
【取材のご案内】KG SDGsキャンパスサポーターが三田市フラワータウンで「御花印まちめぐり」開催
ロスフラワースタンプラリーでフラワータウンを活性化
関西学院(兵庫県西宮市、理事長:荻野昌弘)サステナビリティ推進本部公認学生団体 KG SDGsキャンパスサポーターは、兵庫県三田市フラワータウンを舞台に、規格外の花「ロスフラワー」を活用したスタンプラリーイベント『御花印まちめぐり』を、2025年8月1日(金)から9月30日(火)の期間で開催いたします。
ロスフラワーとは、流通過程で規格外や売れ残りなどの理由により廃棄される花のことで、国内では年間約10億本が廃棄されていると推計されています。
本イベントでは、こうしたロスフラワーを地域資源として活用し、環境負荷の軽減と地域住民のWell-beingを両立する“Co-Benefit型”のSDGs実践を目指します。
スタンプラリーの参加者は、最初に無地のハンカチを受け取り、エリア内8箇所のスポットを巡りながら、設置されているロスフラワーをペットボトルでこすり染めすることでハンカチに花の模様や形を抽出し、御朱印に見立てた『御花印』を集めることでオリジナルのハンカチを作り上げることができ、終了後は参加特典として持ち帰ることができます。オリジナルハンカチを完成させる体験を通じて、楽しみながら環境課題への理解を深めることができます。
イベント概要
■名 称:フラワータウン 御花印まちめぐり ~ロスフラワーでフラワータウンを活性化させよう~
■期 間:2025年8月1日(金)~9月30日(火)
■場 所:兵庫県三田市フラワータウン
■スタンプスポット:8箇所
エキマエアキチ2階、フラワータウン市民センター、フラワータウン駅、サンフラワー、兵庫県人と自然の博物館、三田屋本店やすらぎの郷、コープ三田西、三田天然温泉 寿ノ湯
■参加費:無料
■申 込:不要(どなたでも参加可能)
■参加方法:
①エキマエアキチ2階「あきちらいぶらりー」でハンカチを受け取る(平日10:00~17:00)
②フラワータウン内のスポットを巡りロスフラワーをペットボトルでこすり染めした「御花印スタンプ」を集め、自分だけのオリジナルハンカチを完成させる
■参加特典:作成したオリジナルハンカチ(※数に限りあり)
企画に至る経緯
本イベントは、中心となったKG SDGsキャンパスサポーターのメンバーが、「誰もが安心・安全に暮らせる持続可能なまちを実現したい」という思いから、今年3月に環境省などが開催した「気候変動の課題解決に取り組む学生ワークショップ」に他大学のメンバーとともに参加したことがきっかけで生まれました。
同メンバーが、フラワータウンで生まれ育ち、兵庫県学生防犯ボランティアに一期生から参加している経験から、「環境の悪化した場所ほど犯罪が起こりやすい」という防犯上の課題に直面し、まちの環境整備が防犯にもつながるという視点に気づきました。そして、地域の景観と環境意識を高める手段として、ロスフラワーを活用したスタンプラリー企画を構想しました。
3月の発表から3か月かけ、地元である三田市フラワータウンを「花であふれるまち」にするべく、企画の具体化に取り組みました。以前からつながりのあった、三田市で市民活動・NPOの相談支援を行っている「NPO法人 場とつながりの研究センター」に相談したところ、フラワータウンの活性化に取り組む「株式会社北摂コミュニティ開発センター」とのつながりが生まれ、協力を得ることができ、今回のイベント実現に至りました。
主催・協力
主催:関西学院 KG SDGsキャンパスサポーター
協力:株式会社北摂コミュニティ開発センター、NPO法人 場とつながりの研究センター
KG SDGsキャンパスサポーターについて
KG SDGsキャンパスサポーターは、関西学院サステナビリティ推進本部公認の学生団体です。SDGsに関心のある8学部37名のメンバーが、学内外でSDGsに関わる啓発・実践・情報発信に取り組んでいます。学内では、「KG SDGsカフェ」と題したSDGs関連学生団体間の交流会を開催したり、新月祭(大学祭)を活用し、古着・古本・古文房具の回収および無償提供を行ったりしています。学外の取り組みとしては、一般社団法人との連携により、「京阪神版SDGsボードゲーム」を制作し、関西学院の各学校や企業に出向き、京阪神での取り組み事例を楽しく学ぶワークショップを開催しています。