2025.07.25.
【取材のご案内】中高生の探究学習を大学院生や大学教員が指導!「探究キャンプ」の実施について
昨年は全国から約30名が参加し、今年で2回目
関西学院高等部(兵庫県西宮市、高等部長:枝川豊)は7月31日(木)から「探究キャンプ」を関西学院千刈キャンプで開催します。本イベントは、探究学習に打ち込む中高生が全国から集結し、大学院生や大学教員の指導を泊まり込みで受けることで、探究学習を進めるための基礎的な知識や技能を学ぶと共に、自らの探究活動ついて言語化し他者に伝える能力を養います。昨年は、長崎県や高知県など全国各地から約30人が参加し、今年で2回目の開催となります。全国から集まった他校の生徒と交流することで、探究活動に新たな発見を生み出します。
プログラム概要
日時:2025年7月31日(木) 13時00分~8月2日(土)12時00分
(初級プログラム参加者は、8月1日(金)12:00まで)
場所:関西学院千刈キャンプ
プログラムの内容(初級プログラム/中・上級プログラム共通)
7月31日(木)13:00~14:20「大学教員による探究学習を進めるための基礎的な知識・技能に関する講義」
テーマ設定と情報収集を中心に、探究学習の基本について解説します。そもそも探究学習とは何かを再確認すると共に、今後探究学習をどのように進めていくのかについて検討する機会となります。
14:30~17:30(8月1日(金)8:15~9:00)「大学院生によるグループ指導・小人数制のゼミ形式指導」
関西学院大学の大学院生や卒業研究に取り組む学部4年生が中心となり、グループ指導を行います。大学院生のファシリテーションの下、グループ内で他者に自身の探究活動の構想や内容を説明することで思考と言語化のトレーニングを行います。 並行して、講師によるゼミ形式の個別指導を行い、個人の探究活動をどのようにして広げ・深めていくのかを、ゼミ仲間と講師と共に考える機会にします。小人数制ゼミ形式であるため、多くの時間を個人の質疑応答に用います。
8月1日(金)9:00~12:00「簡易発表会」
ポスターセッション形式の簡易発表会を行い、探究キャンプでの学びの成果を全体で共有し、自身の探究についてポイントをまとめ、論理的に説明する力を身につけます。
13:20~14:30「アカデミックライティングで表現するための技法講座」 ※これ以降は中・上級プログラム
初級プログラムの内容をふまえ、より高度に探究活動を発展させることを目標に少人数による対話とアカデミックライティングの技法を用いた言語化について学びます。
14:30~18:00「探究専門演習・ライティングワークショップ」
自身の取り組む探究活動は個人や社会にとってどのような意味があるのか、どのようなデータ収集を行いながら知見として深めていくのかを講師と共に議論します。 また、探究活動をアウトプットする際の一形式である、「ライティング」に関する基礎技能の指導を行います。学術レポートや論文形式の文章を書く際には何をどのように気を付ければ良いのかについて、理論で学ぶだけでなく実際の執筆トレーニングを通して学びます。
8月2日(土)8:15~12:00「発表と質疑応答の作法講座」
発表する際に留意するポイント、質疑応答時に留意するポイントについて解説します。特に、「良い質問」をするためには何をどのように考えるのかについて、実際のポスターセッションを通して学びます。
ご取材いただける場合、7月30日(水)15時00分までにお申し込みいただきますようお願いいたします。
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