2025.05.13.
第13回関学レインボーウィーク「SMASH THE CIS-TEM ウチらで関学アプデしてこ?」がスタート

5月12日(月)、5日間にわたって開催される「関学レインボーウィーク」のオープニングイベントが実施されました。
会場となった西宮上ケ原キャンパスの中央芝生には、およそ100人の教職員が集まりました。
この中で、人権教育研究室の武田 丈室長は「世の中では、出生時に割り当てられた性別と性自認が一致していることを示す、いわゆるシスジェンダーが中心とされています。今回のテーマである”SMASH THE CIS-TEM”というのは、そういった考え方を壊すことでLGBTQに対する理解をを進めていきたいという思いが込められています。一人ひとりが、このレインボーウィークで何かアクションを起こしてほしい」と話しました。

その後、参加者はレインボーウィークに合わせて、色とりどりのフラッグや傘を手に持ったり、光が当たると虹色にみえるシャボン玉を膨らませるなどして、思い思いに楽しんでいました。

オープニングイベントで演奏を行った応援団総部吹奏楽部の岩本 芽衣子さん(教育学部4年生)は「演奏した曲には、作者のRina Sawayama(リナ・サワヤマ)さんのLGBTQに対する思いが込められているので、演奏を通じて少しでもLGBTQへの理解が進めばいいと思いながら指揮をしました」と話しました。また、西宮聖和キャンパスの公認ダンスサークル「Je veux dansant(ジュヴダンサン)」として踊りを披露した清水 あす香さん(教育学部3年生)は「披露した曲には”タブーを破ることで、次のステップに進むことができる”という意味があります。少しでも伝わるように力強く踊ることを意識しました。踊りを通じて私自身も自分らしく生きることの大切さを学ぶことができた気がします。」と語りました。

13年目となる今年度のテーマは「SMASH THE CIS-TEM ウチらで関学アプデしてこ?」。5月12日(月)から16日(金)にかけて、人権問題講演会 「LGBTQ+に関する最新の調査結果とプライドセンター大阪の挑戦」、映画「最も危険な年」上映会・トークイベントのほか、学生が企画した食堂メニューなど、様々なイベントを実施することになっています。

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