2025.01.07.
【阪神・淡路大震災30年】関西学院大学災害復興制度研究所が日韓共同シンポジウムを開催
阪神・淡路大震災30年、国際的視点からの教訓と挑戦、そしてコミュニティ基盤の災害レジリエンスの向上
関西学院大学災害復興制度研究所(兵庫県西宮市、所長:山 泰幸)は1月13日(月・祝)、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスにおいて阪神・淡路大震災30年を契機とした日韓共同シンポジウムを開催します。災害対応・災害復興で共同歩調を目指すとともに、大震災の教訓共有、未来の災害への協力を模索するシンポジウムです。 阪神・淡路大震災は6,400名を超える死者と莫大な経済的損失をもたらしました。日本と韓国はこの震災の教訓を風化させることなく、共に未来の災害に備えなければなりません。シンポジウムでは、国内外の専門家が、大震災の教訓と課題を共有し、地域コミュニティの災害レジリエンスの向上、災害復興における地域社会の役割と課題について考えます。
「阪神・淡路大震災30年、国際的視点からの教訓と挑戦、そしてコミュニティ基盤の災害レジリエンスの向上」をテーマに開催される今回のシンポジウムは、両国の専門家、政策関係者、市民などが参加し、阪神・淡路大震災の経験と教訓を共有し、気候災害により一層複雑化している災害環境に対する国際的な協力策を模索する場となります。本シンポジウムは、関西学院大学災害復興制度研究所が主催し、亜洲大学未来安全政策研究所、仁川大学災害知識共有プラットフォーム研究事業団、忠北大学国家危機管理研究所、朝鮮大学災害人文学研究事業団が共催するほか、在神戸大韓民国総領事館と在日本大韓民国民団兵庫県地方本部も参加します。地震発生時、韓国緊急救護隊の派遣を契機に始まった両国の災害対応協力関係をより強固にすることを目的としています。シンポジウムでは、海外から見た阪神・淡路大震災の教訓と課題 、災害復興における共同体の役割と課題 、地域消滅と災害復興 、大規模災害復興と持続可能な発展など、多様なテーマ発表と討論を行う予定です。
シンポジウム概要
●日時: 2025年1月13日(月・祝) 13:10~17:30
●場所:関西学院大学上ケ原キャンパス 大学院2号館教室5
●主催:関西学院大学災害復興制度研究所
●共催:亜洲大学未来安全政策研究所、仁川大学災害知識共有プラットフォーム研究事業団、 忠北大学国家危機管理研究所、朝鮮大学災害人文学研究事業団
●シンポジウムの主な内容
基調講演: 阪神・淡路大震災と人間の復興 (山中茂樹・関西学院大学災害復興制度研究所顧問)
テーマ発表:
海外から見た阪神・淡路大震災の教訓と課題
災害復興における共同体の役割と課題
地域消滅と災害復興
大規模災害復興と持続可能な発展など
総合討論:国内外の専門家、政策関係者などが参加