2024.11.14.
関西学院中学部生徒と関西学院大学学生が能登半島地震および豪雨被災者への街頭募金活動を阪急西宮北口駅アクタ西宮連絡橋とにしきた公園で実施

関西学院中学部(兵庫県西宮市、部長 宮川裕隆)Junior Holy Club(以下、J.H.C.)に所属する生徒ら(最大20名)と関西学院大学(兵庫県西宮市、学長 森康俊)災害コミュニティ「つむぎ」に所属する学生7名は、11月23日(土・祝日)13時より15時まで阪急西宮北口駅アクタ西宮連絡橋およびにしきた公園(駅前公園)で、2024年1月に発生した能登半島地震および9月に発生した豪雨災害の救援募金を実施いたします。中学生と大学生が手を取りあって行うこの募金活動は、幼稚園から大学・大学院を擁し、「Mastery for Service(奉仕のための練達)」をスクールモットーとする本学ならではの取り組みです。集まった募金は石川県が設置している「令和6年能登半島地震に係る災害義援金」および「令和6年能登豪雨に係る災害義援金」窓口へ全額送金いたします

関西学院中学部Junior Holy Club(宗教総部)について

メソジスト教会の創立者J.ウエスレーが提唱したHoly Clubの名称をとってJ.H.C.(Junior Holy Club)として1949年に発足しました。現在は主に街頭募金のほか、週一回の早天礼拝の企画、運営、毎日の礼拝の奉仕などの活動をしています。コロナ禍前までは「あしなが学生募金」と「骨髄バンクキャンペーン街頭募金」を西宮北口駅周辺で毎年実施していました。現在は6名の部員で活動しており、今回の能登半島災害救援募金当日は部員以外の有志生徒15名を募集中で、最大20名で募金活動を行います。

関西学院大学災害コミュニティ「つむぎ」について

2021年に発生した九州北部豪雨への支援から始まり、災害時に学生と社会とを繋げるハブになりたいという想いから、有志学生による自主活動団体として2021年12月に始動しました。これまでは、九州北部豪雨で被災した佐賀県武雄市を訪問し、地元のNPOの方々との交流や農家への支援を行ったほか、被災地の記憶の風化を防ぐために、2011年に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県双葉町のジオラマを製作し、2023年に同町へ寄贈しています。

協働に至った経緯

2023年に行われた中学部震災記念礼拝で、「つむぎ」のメンバーが被災地を訪問し、崩壊してしまった建物をジオラマで再現した取り組みの活動報告をしたことで、J.H.C.部員が「つむぎ」の活動に注目。2024年10月、J.H.C.がフィールドワークのため関西学院大学博物館や上ヶ原八幡神社などを調査していた際、関西学院がある上ヶ原地区の災害ハザードマップを製作しようとしていた「つむぎ」と出会い、意気投合しました。今後協働していくこととし、初めての合同企画として能登半島災害救援募金をすることになりました。