2024.02.09.
【取材のご案内】 商学部・石淵ゼミが「KOBEゼロカーボン支援補助金制度」採択事業の成果報告会を開催
採択事業の成果報告会を開催
関西学院大学の石淵順也・商学部教授のゼミは、株式会社神戸酒心館(本社:神戸市、代表取締役社長:安福武之助)と共同し、脱炭素型ライフスタイルおよびエシカル消費を促進するための実証実験事業を行ってまいりました。このたび、本事業の成果報告会を以下のとおり開催いたします。
報告会概要
日時: 2024年2月14日(水) 14:00~15:00 (13:40開場)
場所: 西宮市大学交流センター(ACTA西宮東館6階) 講義室1
(住所) 〒663-8035 西宮市北口町1番2号
(アクセス)阪急西宮北口駅から北東へ徒歩2分
取組みの背景
石淵ゼミはマーケティングリサーチや消費者行動論を研究しており、これまでも神戸酒心館と共同し、Z世代をターゲットにした日本酒の開発や、食品廃棄削減に向けた取組みを行ってきました。このたびの実証実験事業は2023年6月に神戸市の「KOBEゼロカーボン支援補助金制度*」に採択され、両者は環境配慮型商品であるカーボンゼロ日本酒の受容を促進するコミュニケーション・メッセージを開発し、その効果検証を行いました。
*2050年二酸化炭素排出実質ゼロの実現に向け、神戸の豊かな自然環境を守り、暮らしと社会を持続可能なものとしていくために、カーボンニュートラルに向けた機運を高めることを目的とした補助金制度。
具体的な取組み内容
本事業において、学生たちは環境配慮型商品の消費者行動研究について学んだのち、日本酒のボトルネッカー(瓶の首にかける販売促進ツール)に掲載する環境訴求メッセージを複数考案しました。それらの案をリサーチ会社のモニターに提示して調査・分析を行い、最も有効であると考えられる訴求メッセージを決定しました。さらに、実際に訴求メッセージを掲載したボトルネッカーを制作し、コープこうべの複数の店舗にて実証実験を行いました。実証実験では販促ツールとして通常のボトルネッカーを使用した場合と、学生考案の訴求メッセージを掲載したボトルネッカーを使用した場合とで、商品の売上がどのように変わるかを検証してまいりました。報告会では学生たち、神戸酒心館社員、教員が約8カ月間にわたって取り組んできた事業の成果について発表いたします。