起業家精神（アントレプレナーシップ）の醸成に力を入れている関西学院大学は、関西学院高等部、中学部と共に3月19日（日）、西宮上ケ原キャンパスで「多様性が混ざるアントレプレナー（起業家）体験教育」を開催します。テーマは大阪府池田市にある五月山動物園を盛り上げよう。経営戦略研究科の社会人大学院生、高等部生、中学部生がタッグを組んで、実際の課題を解決するためにプランを考えます。
この取り組みの特徴は、革新的な成果を生み出すため、中学生から社会人まで世代が異なるメンバーがチームを組み、魅力発見や新サービスの開発に挑むことです。そのため、ロールプレイングゲームのように指定された役割（職業）になりきって考えることで、様々な「視座・視野・視点」での発想が可能となるRPG発想法®︎（ロールプレイングゲーム発想法®︎）を導入。参加者は勇者となってアントレプレナーの世界を冒険する設定となっています。
参加者は3月12日（日）、15日（水）に五月山動物園を訪問（2月19日にも実施済み）。園長や飼育員などから話を聞いたり、園内を調べるなど、事前に調査を行います。
3月19日の当日は、中小企業診断士によるアイデア出しのレクチャーやワークの説明、模造紙などを使用したブレインストーミング、各グループの発表を行います。五月山動物園の園長、副園長、飼育員らが講評する予定です。

多様性が混ざるアントレプレナー（起業家）体験教育
■日程：3月19日（日） 9：00〜12：00
■場所：関西学院中学部・高等部内 高等部特別教室棟（当日案内板あり）
■主催：イノベーション研究会（ https://kwansei-iba.jp/forum/304/ ）
　　　　※上記団体は関西学院大学経営戦略研究科 IBA研究フォーラム傘下の研究会
■参加者（予定）：大学院生20人、高等部生10人、中学部生15人

五月山動物園での事前ワーク
■日程：3月12日（日）、15日（水）
■場所：五月山動物園
　※中学生を中心に訪問する予定です。取材をご希望される場合は訪問時間を事前にお伝えします。

関西学院大学は、創立150周年（2039年）までに、起業家精神（アントレプレナーシップ）に基づいて自ら事業を起こし株式を公開（IPO）する本学出身者を100人輩出することを目指す「IPOアントレプレナー100人創出プロジェクト」を2016年よりスタートしています。