本件のポイント 

●Haierグループの日本トップ（杜鏡国CEO）に、関西学院大学生たちが直接プレゼンテーション。
●Haierグループの施策に関して、Z世代の学生たちが、若い世代ならではの視点で企画を提案。
●「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創パートナーの一員として、関西学院大学ならではの社会貢献を実施。

グローバルに展開するHaierグループは日本国内でHaierとAQUA（アクア）のＷブランドを展開しています。一方、難波ゼミは広告・広報論を主な専攻とし、これまでも企業の広告・プロモーション施策の立案などを行ってきました。今回、「社会課題の解決を、家電を通して実現」をテーマにHaierグループに提案する機会を得ました。この取り組みは、来る大阪・関西万博を盛り上げる「TEAM EXPO 2025※２」の一環でもあり、産官学連携企画として進行しています。

去る9月28日（水）にはアクア株式会社 新大阪本社でキックオフミーティングが開催され、学生35名が参加。Haierグループ担当者からの企業紹介では、「製品開発にはお客様が家電に何を求めるかを捉えることが重要なポイント」と教わりました。学生らは現在、プレゼンテーションにむけた準備を着々と進めています。当日は杜CEOや博覧会協会に対して、Z世代のみずみずしい感性や価値観を生かした提案を行います。優秀な提案には「Haier賞」や「TEAM EXPO賞」が授与される予定です。 

■プレゼンテーションの実施概要
日時：2022年12月21日（水）11：00～12:30 
場所：関西学院大学西宮上ケ原キャンパス図書館ホール（大学図書館地下１F）
住所：兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155
参加：敬称略
●Haierグループ日本地域 ＣＥＯ 杜鏡国
●公益社団法人２０２５年日本国際博覧会協会 機運醸成局 企画部 共創推進課 担当課長 鈴木猛志
●関西学院大学社会学部・難波功士 教授 とゼミ生（約40名）

■参加学生のコメント
岩谷主税さん・社会学部社会学科3年 
Haierグループという世界的企業の海外展開に関わることにやりがいを感じています。55年ぶりに大阪で開催される万博にも関わることができるのは、関西学院大学だからこそできるチャンスだと思います。社会貢献につながる施策の企画・立案に取り組むことは貴重な機会なので、学生目線からのアイデアを生かして、ゼミ活動で学んでいることを発揮したいと思います。 

■企業情報
会社名 ：アクア株式会社（Haierグループ） 
所在地 ：大阪府大阪市淀川区宮原3丁目5番36号 新大阪トラストタワー 代表者 ：代表取締役社長兼CEO 杜 鏡国 
設  立：平成24年（2012年）1月 
事業内容：AQUAブランド商品の日本における企画・販売 

■関西学院大学について
1889 年に米国人宣教師ウォルター・ラッセル・ランバス氏により設立された学校で、1932 年に大学令により「関西学院大学」に、1948 年には新制大学となる。現在、キャンパスは兵庫県西宮市と三田市、大阪・梅田、東京・丸の内に所在。総合大学として14学部（神、文、社会、法、経済、商、人間福祉、国際、教育、総合政策、理、工、生命環境、建築）と14研究科を擁する。 

※１ ユーロモニター・インターナショナル「Global Major Appliances 2021 Brandランキング」の調査結果。「大型家電」は冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、食器洗い機、電子レンジ、キッチン家電を含む。 
※２ 多様な人たちがチームを組み、多彩な活動で大阪・関西万博とその先の未来に挑む、みんながつくる参加型プログラム