2022.11.08.
生命(いのち)のメッセージ展in関学

30人の犠牲者等身大人型パネルをゼミ生らが展示 11月15日(火)~17日(木)西宮上ケ原キャンパス

心理学的な観点から人々の多様な喪失体験に関する理解を深め、その支援の方法や提供体制の調査に取り組んでいる坂口幸弘・人間福祉学部教授のゼミ生たちが11月15日(火)から17日(木)まで、命を奪われた犠牲者30人の等身大パネルと本人の写真や遺品の靴を展示する「生命のメッセージ展in関学」を西宮上ケ原キャンパスで開催します。

「生命のメッセージ展」は、犯罪や事故、医療過誤、いじめ、一気飲ませなどで生命を奪われた犠牲者が主役のアート展で、2001年から始まり、これまで全国各地で開催されてきました。「メッセンジャー」と呼ばれる犠牲者一人ひとりの等身大の人型パネルの胸元には、本人の写真や家族の言葉が貼られ、足元には「生きた証」である靴を置いて生命の大切さを訴えます。生きたくても生きられなかった「メッセンジャー」からの「いのちを守り、未来につなげる願い」を感じる貴重な場です。
坂口幸弘教授ゼミでは2017年からこの取り組みを行っており、今年で6回目です。これまで「私が死んでしまったら家族はこんなに悲しむのかと感じ、今を大切に生きようと思うようになりました」「命の大切、死への不安、理不尽に命を奪われることへの怖さなどいろいろ考えさせられた」といった感想が寄せられています。
生命のメッセージ展in関学は、一般社団法人日本損害保険協会2022年度自賠責運用益拠出事業助成を受け開催します。

生命(いのち)のメッセージ展in関学

■日時:2022年11月15日(火)~17日(木) すべて10:30~17:00
■場所:関西学院大学西宮上ケ原キャンパス G号館2階会議室1
■一般参加:可能(無料)
■主催:人間福祉学部人間科学科 坂口幸弘ゼミ
    生命のメッセージ展in関学実行委員会
    特定非営利活動法人いのちのミュージアム