2022.10.14.
「ぼうさいこくたい2022」にて 先進IoT技術を用いた災害対応について出展

ドローン操作や拡張現実(AR)などで災害救助活動を安全・効率的に

2021年に実施した技術評価実験

2021年に実施した技術評価実験

10月22日(土)・23日(日) なぎさ公園(神戸市)

関西学院大学の特定プロジェクト研究センターの一つ「インテリジェントブロックチェーン+イノベーションリサーチセンター(センター長:ティヘリノ ジュリ アドリアン・総合政策学部教授)」は10月22日(土)、23日(日)に開催される令和4年第7回防災推進国民大会2022in兵庫(「ぼうさいこくさい2022」)に出展します。特定非営利活動法人兵庫県防災士会および一般社団法人地域再生・防災ドローン利活用推進協会(RUSEA)兵庫三田支部との協働です。

展示内容は以下の4つを中心とし、災害救助対応をより効率的かつ安全にするための、モノのインターネット(IoT)技術の研究成果となります。
(1)ジェスチャーによるドローン操作の動画紹介と実機展示
(2)拡張現実(AR)グラスを用いた災害シミュレーション
(3)防災スマートフォンアプリ「ボウサイコンパス」の実演
(4)分散型台帳技術()「AIngle」を用いた画像ぼかし技術

※分散型台帳技術:データをネットワーク上で共有するデータベース。従来のデータベースと違い、データが分散して保存されることが特徴です。仮想通貨に用いられるブロックチェーンは分散型台帳技術の一種です。今回の技術評価実験に用いる「AIngle」はIoT(モノのインターネット)のリアルタイムによる安全なコミュニケーションを支えるためのものです。

また、昨年7月に実施した国際共同研究「安全かつ効率的な災害初期対応」プロジェクト(FASTER)の技術評価実験の様子を動画で紹介するほか、FASTERで開発された技術の紹介も行います。

「ぼうさいこくたい2022」は、内閣府が中心となって防災に関する最新の知見や取り組みを全国レベルで共有する行事です。本年は約320団体(主催者発表)の出展が予定されています。

実施概要

■日  時:10月22日(土)10:00~18:00(野外展示は17:00まで)
      10月23日(日)10:00~15:30
■会  場:兵庫県神戸市のHAT神戸を中心とするエリア
      本学の展示は、なぎさ公園(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目4-1)で行います。
      出展番号はO-30。
■参加組織:特定非営利活動法人兵庫県防災士会
一般社団法人地域再生・防災ドローン利活用推進協会(RUSEA)兵庫三田支部
関西学院大学インテリジェントブロックチェーン+イノベーションリサーチセンター
■本展示情報URL: https://bosai-kokutai.jp/2022/o-30

インテリジェントブロックチェーン+イノベーションリサーチセンター (Intelligent Blockchain+ Innovation Research Center)

FASTERコンソーシアムの日本国内唯一の所属機関。欧州一般データ保護規則(GDPR)にも対応した即時性と高いセキュリティ性が必要とされる災害現場に即した情報共有技術「AIngle」を開発しました。

インテリジェントブロックチェーン+イノベーションリサーチセンター関連ページへのリンク