2022.05.18.
キリスト教と文化研究センター創立25周年記念フォーラム~研究者4名が四半世紀を振り返り、今後を展望

関西学院大学 キリスト教と文化研究センター(Research Center for Christianity and Culture:以下、RCC) は5月20日、RCCの創立25周年を記念したフォーラムを開催します。「RCC四半世紀の実りと展望」をテーマに4名の研究者が登壇。「神戸における宗教的多元性」「現代文化・ポピュラーカルチャーとキリスト教」などそれぞれが牽引した研究プロジェクトの振り返りや、RCCの今後の展望を語ります。報道関係の方は、登壇者が集まる西宮上ケ原キャンパスの会場でご取材いただけます(一般の方はZoomでの参加)。

RCCは、キリスト教と人間・世界・文化・自然の諸問題に関する総合的な調査・研究を行うとともに、本学のキリスト教主義教育の内実化を図ることを目的として1997年に設立。これまで、「平和と暴力」「市民社会とNGO」「スピリチュアリティ」「現代思想/現代哲学」「現代文化/ポップカルチャー」「環境問題」「ことば/コミュニケーション」といったテーマでプロジェクトを立ち上げ、研究活動を推進してきました。研究プロジェクトの成果の多くは出版物として発表し、2009年にはRCC創立10周年記念事業として『キリスト教平和学事典』を出版しました。
 

キリスト教と文化研究センター創立25周年記念フォーラム

■日時:2022 年5 月20日(金)17:10~18:40
■場所:西宮上ケ原キャンパス吉岡記念館3階 会議室1(一般の方はZoomでの参加)
■テーマ:RCC四半世紀の実りと展望
■発題者:
樋口 進・元RCC教授・宗教センター宗教主事
  聖書と現代の諸問題を対話させる研究プロジェクトを牽引。その成果は『自然の問題と正典』(キリスト新聞社 2013)などとして出版。
神田 健次・名誉教授・元神学部教授
  神戸における宗教的多元性についての研究プロジェクトを牽引。その成果は『ミナト神戸の宗教とコミュニティー』(神戸新聞総合出版センター 2013)として出版され、この本は井植文化賞を受賞。
山本 俊正・元商学部教授・宗教主事
  東アジアの平和とキリスト教についての研究プロジェクトを牽引し、その成果は『東アジアの平和と和解: キリスト教・NGO・市民社会の役割』(関西学院大学出版会 2017年)として出版。
水野 隆一・神学部教授
  現代文化・ポピュラーカルチャーとキリスト教を対話させる研究プロジェクトを牽引。その成果は『現代文化とキリスト教』(キリスト新聞社 2016年)として出版。
■司 会:打樋 啓史・RCCセンター長
■囲み取材:報道関係の方はフォーラム終了後、各研究者にご取材をしていただけます。

イベント詳細は こちら をご確認ください。