2022.05.18.
2022年度「BiZCLASS」が神戸三田キャンパスでスタート ~パナソニックグループによる特別ワークショップを開催~

「BiZCLASS」2年目のプログラムが始動

4月28日(金)、神戸三田キャンパス(KSC)にてBiZCLASSを開催しました。本プログラムは、理系のビジネス人材輩出を目的として、2021年秋にスタートしたKSC独自の新たな取り組みです。2022年度第1回目となった今回は、パナソニックグループの小幡寛斉氏、中島翼氏を講師にお招きして開催。当日は、理系4学部(理・工・生命環境・建築)や総合政策学部らの学部生及び大学院生約30名が参加。理系・文系の垣根を越えた、実践的な学びの場となりました。

パナソニックの商品企画を体験

今回のBiZCLASSでは、講義やグループワークを通じて学生が商品企画のプロセスを実体験するワークショップを実施。パナソニックが推進する「“くらしアップデート”を実現するソリューションの提案」についての説明を受けた後、学生の目線で商品企画を具体化していくためにアイデアを積極的に出し合いました。参加した学生達は、課題の特定や解決策の提案、またその過程で必要となるデータについて検討するなどして、ビジネス感覚を磨きました。

ビジネスの視点を学びキャリアについて考える

各グループで検討した商品企画について学生が発表した後、それぞれの内容に対して講師によるフィードバックを受けました。講師からは、本学学生の積極的な学びの姿勢とともに、参加者が考案した独創的な商品とそのアイデアについて高い評価を得ました。そのうえで、「最終的なソリューションに近づけていくためには、課題をさらに深掘りすることが大切」と期待とともに、次の段階に向けてのヒントを含めたアドバイスが送られました。参加学生にとっては、商品企画の実体験を通じてビジネスの現場で求められる視点を学ぶとともに、一人ひとりが仕事やキャリアについて考える貴重な機会となりました。


「BiZCLASS」について
BiZCLASSは、企業(経営や技術開発部門他)と理工系学生がPBL形式で議論できる場です。主に理工系学生を対象に、企業が提供するプログラムを提供し、経営や技術開発部門を担う社会人と学生とがPBL形式で議論を行います。学生が理工系の学びを活かしたキャリアをより具体化し、社会で活躍するためのビジネスマインドやイノベーションマインドを養うとともに、専門性を更に深めることを目的としています。
「Be a Borderless Innovator」というスローガンに沿い、理工系学生のキャリア形成をイメージしつつも、文理横断、学部学科の垣根を越えた学びの場を提供しています。

関連リンク

2021.10.08 学生と企業をつなぐ初めての「BiZCLASS」、神戸三田キャンパスで開催