2022.03.17.
EU・日本共同シンポジウム「巨大災害下における災害初期対応者による先進技術活用」
3月21~25日 オンライン開催
関西学院大学Intelligent Blockchain+ Innovation Research Centerは3月21~25日、EU・日本共同シンポジウム「巨大災害下における災害初期対応者による先進技術活用」をオンラインで開催いたします。
日本、欧州、韓国、アメリカ、オーストラリアから、技術者、救助隊、研究者などの関係者が集まり、地震、火事、洪水、津波、銃撃、そしてパンデミックなど広範な巨大災害が発生した際、初期対応者が使用する技術の進歩について議論し、共有することを目的としています。欧州委員会の委託による一連の災害関連研究開発プロジェクト(INGENIOUS, CURSOR, ASSISTANCE, RESPOND-A, INTREPID, RESCUER, FASTER)の代表者による最新技術の紹介もあります。災害対応・防災におけるテクノロジー活用について日欧の最新の知見を交換する絶好の機会となります。
■シンポジウム「巨大災害下における災害初期対応者による先進技術活用」
開催日: 2022年3月21日(月・祝)~25日(金)
会 場:オンライン開催
21日、22日:Zoomミーティング および YouTube Live
23日~25日:CISCO WebEx
主 催:関西学院大学Intelligent Blockchain+ Innovation Research Center
言 語:日本語・英語(日英・英日通訳入り)
※本シンポジウムは、CERIS(Community for European Research and Innovation for Security)主催のイベント「DISASTER RESILIENT SOCIETIES Cluster Conference」(23~25日)と一部連動して開催されます。
両イベントは内容が異なりますが、25日には、日欧の災害対応と技術によるレジリエンスの分野における共同研究から得られた研究成果の普及と活用を促進することを目的としたディスカッションパネルを通じて一堂に会します。時差の関係で、イベントは一部事前収録(非同期)、一部ライブ(同期)で行われます。 シンポジウムは、事前録画された基調講演とライブのパネルで構成されます。
<日本からは次の各氏が登壇の予定です(順不同)>
淺間一教授(東京大学)、田所諭教授(東北大学)、大野和則教授(東北大学)、室崎益輝教授(兵庫県立大学)、沼田宗純准教授(東京大学)、田中健一氏(東京大学生産技術研究所リサーチフェロー・兵庫県広域防災センター)、村上清氏 (陸前高田企画株式会社)、室田哲男氏(元総務省消防庁国民保護・防災部長)、高木美佑希氏(認定NPO法人日本レスキュー協会)、如南友博氏(株式会社 Bit peeps)、小谷隆氏 (一般社団法人 地域再生・防災ドローン利活用推進協会兵庫三田支部)
この方々以外に、海外からも多数の研究者、関係者が登壇します。
【スケジュール(JST:日本標準時、CET:中央ヨーロッパ標準時)】
◆1日目<3月21日>
18:00-20:00 JST / 10:00-12:00 CET D1A 日本側基調講演 (事前収録) (英語翻訳版)(120分)
・プログラム紹介:ジュリ・ティヘリノ教授(関西学院大学)
・開会挨拶:淺間一教授(東京大学)
・Philippe Quevauviller 氏(欧州委員会)
・沼田宗純准教授(東京大学)
・田所諭教授(東北大学)
・田中健一氏(東京大学生産技術研究所リサーチフェロー・兵庫県広域防災センター)
・EU-韓国共同プロジェクトINGENIOUS に関する講演(調整中)
・室崎益輝教授(兵庫県立大学)
<以降の詳しい内容は、下記URLの案内をご覧ください>
21:00-24:30 JST / 13:00-16:30 CET D1B 欧州側基調講演(FASTERプロジェクト技術紹介)(英語)(180分)
◆2日目<3 月22日>
14:00-16:00 JST / 06:00-08:00 CET D1A 日本側基調講演 (事前収録) (日本語版)(120分)
16:30-18:00 JST / 08:30-10:00 CET D2B 実践者ワークショップ(日本語ー英語同時通訳)(90分)
18:30-20:00 JST / 10:30-12:00 CET D2C 技術開発ワークショップ(日本語ー英語同時通訳)(90分)
21:00-22:30 JST / 13:00-14:30 CET D2D 実践者からの報告 (事前収録)
◆3日目<3月23日>
欧州災害リスク社会セキュリティ研究・イノベーションコミュニティ会合(CERIS)へのオンライン参加
13:00-16:00 JST / 05:00-08:00 CET D3A Presentation of FASTER project (事前収録)(日本語 D1B)
◆4日目<3月24日>
欧州災害リスク社会セキュリティ研究・イノベーションコミュニティ会合(CERIS)へのオンライン参加
◆5日目<3月25日>
欧州災害リスク社会セキュリティ研究・イノベーションコミュニティ(CERIS)共同セッション
13:00-17.00 JST D5A EU DRS Cluster Project Presentations (pre-recorded) (Japanese) (240分)
17:00-17:15 JST / 09:00-9:15 CET 政策紹介(未定)
17:15-20:30 JST / 09:15-12:30 CET 災害初期対応者のための技術
(共催:INGENIOUS, CURSOR, FASTER, INTREPIDの各プロジェクト)
■詳しい内容は、下記URLをご覧ください
https://www.faster-project.eu/japansym/index-2/
(日本語)
https://www.faster-project.eu/japansym/
(英語)
※このシンポジウムは欧州委員会EU HORIZON 2020 (833507) および国立研究開発法人科学技術研究機構(JST)戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)の委託案件「安全かつ効率的な災害初期対応」(FASTER)(JPMJSC1811)の一環として実施されるものです。
※なお、取材を希望される方ならびに、本件に関するお問い合わせは、下記にお願いします。
◆シンポジウム共同企画委員長
宮崎康支(Intelligent Blockchain+ Innovation Research Center 客員研究員)
E-mail: yasushi.miyazaki@blockinnovation.center