2021.11.26.
公開社会起業講演会を連続開催~社会課題に取り組む人たちの話を聞きませんか

「おてつたび」「ヘラルボニー」「ちゅらゆい」「HASUNA」

11月30日、12月7日、14日、1月18日(オンライン&対面)

 人間福祉学部の授業「社会起業インターンシップ(国内)」を履修する学生たちが、社会の課題に取り組む人たちを招き、公開講演会を連続開催します。「おてつたび」「ヘラルボニー」「ちゅらゆい」「HASUNA」。いずれも様々な社会課題への取り組みを通して、社会を変革することを目指したり、従来の福祉や慈善活動ではない事業として成立させたりと、業界でも注目されている方々に話を聞く企画です。4回のうち3回はオンラインですが、一般の方も申し込めば聴講できます。

【社会起業講演会】(いずれも火曜日、13:20~15:00)
11月30日 株式会社おてつたび 代表取締役CEO 永岡里菜さん<オンライン>
 短期的・季節的な人手不足で困っている農家や旅館などの事業者と、「知らない地域へ行きたい」「仕事をしながら暮らすように旅したい」という人をマッチングするWEBプラットフォームを展開。参加者は、お手伝いをすることで報酬を得られ、旅費を抑制できるという仕組みで、「想いとこだわりがたっぷり詰まったサービス」を提供している。

12月 7日 株式会社ヘラルボニー 代表取締役社長CEO 松田崇弥さん<対面>
会場:西宮上ケ原キャンパス第5別館6教室
 幼少期から世間が自閉症の兄・翔太さんに対して抱く偏見を目の当たりし、「障害がある人へのイメージを変容させたい」という思いで起業。「福祉施設に所属する知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、福祉を起点に新しい文化創造」を目指している。“ヘラルボニー”という単語は翔太さんが7歳の頃に自由帳に記した言葉。意味がないとされる思いを「企画して世の中に価値として創出したい」という意味を込めている。
 対面参加申し込みフォーム https://forms.gle/CBCTpdy8M8VqM9BN7 

12月14日 NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい代表 金城 隆一さん<オンライン>
不登校・ひきこもり・障がい等が理由で社会孤立している青少年への支援を目的に2009年に設立し、「地域孤立ゼロ」をスローガンに活動する。社会から孤立している青少年は主体性を持って相談することが困難。そんな窓口へ相談に来れない若者にアウトリーチ(訪問支援)にて支援し、社会参加が困難な若者を抱えた家族にも寄り添った活動をしている。

1月18日 株式会社HASUNA 代表 白木夏子さん<オンライン>
人々の営みや自然に配慮された素材と、サステナブルな取り組みによって紡ぎ出されたジュエリーを届けるエシカル・ジュエリーブランドを展開する。

◆聴講無料、いずれも先着100名、事前申し込み必要
◆問い合わせ先  KGHWLec@kwansei.ac.jp  (担当 生田正幸教授、澤田有希子准教授、村井琢哉助教)