2021.10.20.
学生による「自分で点てる抹茶カフェ」~知らないうちに、伝統芸能体験~

10月23日(土)、24日(日)10時~17時  京都市中京区 紅中京都オフィス

 関西学院大学経済学部の栗田匡相教授のゼミ生たちが10月23日(土)、24日(日)の2日間、京都市中京区のフリースペースで、「自分で点てる抹茶カフェ」というイベントを開催します。「京都のスイーツを食べるためにカフェに足を運んだら、いつのまにか伝統芸能体験をしている」というコンセプトで、和菓子と薄茶、あるいはチョコレートと薄茶のセットを提供します。若い人たちに伝統を少しでも理解してもらおうと企画したものです。

 栗田ゼミは、京都の伝統工芸品の一つである漆器の再興に協力する取り組みを「JAPAN REBIRTH PROJECT」と名づけ、2017年から進めています。2019年には第50回京漆器展のレイアウトを提案したり、江戸時代に庶民に愛用されていたという「アサギ椀」の復活に取り組む職人をサポートしたりしたほか、京都市下京区のイベントスペースで、「京漆器に気軽に触れてもらおう」と、蒔絵や漆塗りの体験とともに京都の和菓子を漆器で楽しむイベント「京漆器カフェ」を開催しました。今回は、「香り」「味」「心」で京都の伝統に触れる体験をするという目的で企画し、茶舗「椿堂」(京都市伏見区)、京菓子司「亀屋良長」(京都市下京区)、チョコレート製造販売「Dari K」(京都市中京区)の協力で実施します。また、伝統産業の課題を探ろうと40人以上の職人さんを対象にアンケートを実施し、会場では仏像彫刻師、一本歯下駄のプロデューサー、デニム職人3人にインタビューした映像を流し、仏像彫刻、一本歯下駄(GETTA)、京都デニムの製品を紹介する予定です。

【自分で点てる抹茶カフェ】
■日 時:10月23日(土)、24日(日) 10:00~17:00
■場 所:(株)紅中 京都オフィス(京都市中京区西ノ京職司町37-2)
■メニュー:
<和セット>500円 ~抹茶&和菓子~椿堂の抹茶と亀谷良長の「烏羽玉」
<洋セット>700円 ~抹茶&洋菓子~椿堂の抹茶とDari Kのカカオサンドクッキーと生チョコレート
■問い合わせ:JAPAN REBIRTH PROJECT (兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155 経済学部栗田研究会)
担当者:稲田 優花(経済学部3年生)
E-mail: japanrebirthproject@gmail.com  
 伝統芸能班のインスタグラム( https://www.instagram.com/japanrebirthproject/  )
 栗田研究室のインスタグラム( https://www.instagram.com/kurita_seminar/  )