2021.09.22.
合唱用「エゴラドマスク」を発売~混声合唱団エゴラドが考案、開発

ずれない 呼吸がしやすい 口の開閉がしやすい…

 新型コロナウイルスの感染が収まらないなか、関西学院大学文化総部の混声合唱団「エゴラド」が、少しでも快適かつ安全に合唱できるようにと、合唱用の「エゴラドマスク」を独自に開発し、使用を始めています。マスクをしての歌唱は、深い呼吸と正しい発声が難しく、思うようなハーモニーになりません。そこで、歌ってもずれない、呼吸がしやすい、口の開閉がしやすいといった工夫を凝らしたものを、と考案しました。ユニフォームに合わせて色を選べたり、校章などのプリントを入れたりできるといい、作成に当たった業者は注文販売に応じています。

 製作にあたり、学生たちは「合唱を始めたばかりの後輩に正しい発声を身につけて欲しい」との思いを込めました。合唱に取り組む多くの人に使ってほしいと考えており、業者への仲介もしています。

★エゴラドマスクの特徴
・歌ってもずれない
・呼吸がしやすい
・口の開閉がしやすい
・あごの下が塞がっている
・抗ウイルス効果のある生地を採用
・3種類のサイズに加え、ワイヤーとゴムの調節により誰でもフィット
・ユニフォームに合わせて色を選べたり、校章などのプリントを入れたりできる(プリントは別料金)

エゴラドの定期演奏会の様子=2020年12月

エゴラドの定期演奏会の様子=2020年12月

【サイズ】
M・S・SSの3種類。耳にかけるゴムの長さを変えることができ、細かい調節が可能
【使い方】
1)ワイヤーを顔の形にフィットするように整える
2)マスクを広げ、顎を覆うように装着する
3)上下に動く場合は耳ひものアジャスターで調節する
【価格】1枚 2,200円(税込)
・注文は原則20枚から受け付け
・受注生産のため、商品が届くまで1か月ほどかかります
【材質】
本体:ポリエステル、テープ部分:ポリエステル、綿
ワイヤー:ポリエチレン、アジャスター:シリコン
耳ひも:ポリウレタン