2021.02.24.
関西学院大学 × エンリッション × スノーピーク による産学連携事業~国内初『BiZCAFE』誕⽣へ

SDGs 推進に向けてマイボトル活⽤、キャンパス内でペットボトル10 万本削減

企業との接点を通して、理系学⽣のビジネスマインドを醸成

 関⻄学院⼤学は4⽉8⽇(⽊)、神⼾三⽥キャンパス(以下、KSC)内に理系学⽣のビジネスマインド醸成を⽬的とする新しいカフェ「BiZCAFE」を開設します。キャリア形成をサポートする「知るカフェ」を、国内外の⼤学近辺で展開する株式会社エンリッション(代表取締役︓柿本優祐、本社︓京都市上京区)による運営で、学⽣と企業の新たな接点を提供します。国内の⼤学では初の取り組みです。今後は「BIZCLASS」という新たな集合体を作り、本学キャリアセンターとエンリッションが共同で学⽣に助⾔・⽀援したい企業や団体を募集。学⽣の卒業後のキャリアをより具体化しながら、社会で活躍する⼈材を⽣み出していきたいと考えています。

 ⼀⽅、本学の学⽣グループ「CAMP×US」が学内のペットボトル消費量の削減を⽬指し、本学と昨年、連携協定を結んだ株式会社スノーピーク(代表取締役社⻑:⼭井梨沙、本社:新潟県三条市)と共同でオリジナルマイボトルを開発しました。このボトルを学⽣が「BiZCAFE」に持参すると、コーヒーや紅茶等の飲料を無料で利⽤できる仕組みも新たに開始します。KSC では、⼤学とこの2 社が⼀体となった「エコシステム」を通して、キャンパス内でのペットボトル消費量を約10 万本削減することを⽬指します。世界的な脱プラスチックの機運の⾼まりにあわせ、産学連携で「サステナブルキャンパス」を実現し、SDGs の取り組みを⼀層推進します。

■『BiZCAFE』のビジョン
 今の世の中と今後の世の中に⽬を向ける。⾃⾝の研究内容や専⾨性をどうリンクさせるか。これからは市場が求める価値を向上させる持続的イノベーションだけでなく、新たな価値を創造する破壊的イノベーションを⽣み出せる理系⼈材が必要になるだろう。⾼い専⾨性があることを前提として、新たな学びをキャンパスで創る。
 『BiZCAFE』は新たなチャレンジに取り組みます。

 〇開設日 ︓ 2021 年4 ⽉8 ⽇(⽊)より
 〇営業時間 ︓ 平⽇10:45〜17:15 ※授業期間外は平⽇12:00-17:00。(⼟⽇祝⽇は閉店)
 〇所在地 ︓ 兵庫県三⽥市学園2丁⽬1(関⻄学院⼤学 神⼾三⽥キャンパス内)
 〇特 典 ︓ 関⻄学院オリジナルマイボトルを持参した学⽣にはコーヒーや紅茶等の対象飲料を無償提供
  *マイボトルを持参された⼀般のお客様にも有料(100 円)でドリンクを提供予定

■スノーピークとのマイボトル共同開発について
 あらゆる境界を越えた、新たな学びの場である「Camping Campus」構想で包括連携協定を締結した関⻄学院⼤学とスノーピークは、有志の学⽣グループ「CAMP×US」がマイボトル開発を進めてきました。製品の修理を永久保証するスノーピーク製ボトルを活⽤し、「卒業後も使えるマイボトル」をコンセプトにスノーピークの商品開発チームと、サイズ、素材、デザイン、パッケージなどについて議論・検討を重ねてきました。同ボトルは2021 年4⽉よりKSC の学⽣限定で販売予定です。
 今後、関⻄学院⼤学では、KSC で年間消費される約 27 万本(※1)のペットボトルのうち、約30%に相当する約10 万本(※2)の削減を⽬指します。
 (※1)2018 年4 ⽉〜2019 年3 ⽉の500ml ペットボトルの消費量。キャンパス内の店舗および⾃動販売機の売り上げを基に算出。
 (※2)KSC 在学⽣の半数にあたる約3,000 ⼈がマイボトルを所有し、それらの学⽣がペット
ボトル飲料の購⼊を80%削減したとして算出

【株式会社エンリッションについて】
 ⼤学⽣が利⽤しキャリア形成のサポートを⾏う『知るカフェ』を国内の⼤学近郊もしくは校内に19 店舗展開。また、国内だけでなく、インドの世界最⾼峰といわれるインド⼯科⼤学の7 キャンパス内に展開しており、海外の理系⼈材と企業の出会いも創出。⾼品質のドリンクとカフェで企業と交流できる情報を学⽣に提供し、企業には、カフェでのMeetup、会場利⽤、席利⽤、広告ブランディングを提供している。

【株式会社スノーピークについて】
 1958 年、“ものづくりのまち”新潟県三条市にて創業したアウトドアメーカー。「⼈と⾃然、そして⼈と⼈をつなぎ、⼈間性を回復する」ことを社会的使命とし、キャンプ⽤品、アパレルの開発、国内外での販売のほか、地⽅創⽣、ビジネスソリューション等、幅広い事業を展開する。新潟県三条市、⼤⾃然の懐に、約5 万坪のキャンプ場を擁する本社「Snow Peak HEADQUARTERS」を構える。コーポレートメッセージは「⼈⽣に、野遊びを。」

【関⻄学院⼤学について】
 1889 年に宣教師ウォルター・ラッセル・ランバスが創立。1932 年の⼤学令により「関⻄学院⼤学」に、1948 年には新制⼤学となる。現在、6つのキャンパスが兵庫県⻄宮市と三⽥市、⼤阪・梅⽥、東京・丸の内に所在。2021 年4 ⽉には神⼾三⽥キャンパスに理系4 学部(理・⼯・⽣命環境・建築)を新設、総合政策学部とあわせた5 学部体制に改組する。14 学部を擁する総合⼤学として、「Mastery for Service」(奉仕のための練達)を建学の精神に、現代社会が抱えるさまざまな課題に⽴ち向かう⼈材「世界市⺠」の育成を掲げている。

【神⼾三⽥キャンパス概要】
 開 設 ︓ 1995 年 4 ⽉
 所在地 ︓ 〒669-1337 兵庫県三⽥市学園 2 丁⽬ 1 番地
 学 部 ︓ 理学部※、⼯学部※、⽣命環境学部※、建築学部※、総合政策学部 ※2021 年4 ⽉より
 敷地⾯積 ︓ 351,000 ㎡
 学⽣数 ︓ 5,875⼈(2020 年5 ⽉時点)