2021.02.22.
日本IBM、大同生命の協力で「AI活用発展演習」~AI活用人材育成プログラムの総まとめPBLその1

2月22日(月)~25日(木) 対面とオンラインで実施

 関西学院大学は、AI(人工知能)を使いこなせる人材(AI活用人材)の育成を目指し、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)と協働で「AI活用人材育成プログラム」を開発し、2019年度より全学部生を対象にした授業を提供してきました。このプログラムでは、2年間の総まとめとして、PBL(Project Based Learning,課題解決型学習)2科目が設定されており、これらは、企業などから現実の課題をテーマとしていただき、チームで取り組んで解決策を提案するという実践的な科目です。今回はその第1段階の科目である「AI活用発展演習I」を、大同生命保険株式会社の協力を得て、2月22日(月)から25日(木)まで集中講義として実施します。初日と4日目が対面とオンラインのハイブリッド、2、3日目はオンラインで行います。

 学生たちは、大同生命の社員の方から日々の営業活動の状況や具体的な課題、さらには保険業界の現状などを聞き、課題の背景から考察して解決のためのアイデアを検討。そのうえで、チームでAIを活用したアイデアを検討し、AIアプリケーション設計、プロトタイプ開発も行い、最終日には、課題解決に向けた具体的な解決策を提言する予定です。その内容に関しては、日本IBM、大同生命両社の皆様からのフィードバックをいただき、実現の可能性も議論します。

■AI活用人材育成プログラム「AI活用発展演習Ⅰ」
日 程:2月22日(月)、25日(木)10:00~17:00(25日は15:30まで)
     日本アイ・ビー・エム株式会社大阪事業所
     (大阪市北区 中之島フェスティバルタワー・ウエスト13階)
    2月23日(火)、24日(水)9:30~16:40 Zoomを活用したオンライン開催
講 師:西野  均 関西学院大学 共通教育センター 教授
統 括:巳波 弘佳 関西学院大学学長補佐・理工学部情報科学科教授