2020.11.28.
アメリカンフットボール部、5年連続で甲子園ボウルへ~終了間際のフィールドゴールで逆転

終了間際の逆転勝利を決め、喜ぶ選手たち

終了間際の逆転勝利を決め、喜ぶ選手たち

 アメリカンフットボールの関西学生リーグ1部トーナメント決勝が11月28日、大阪府吹田市の万博記念競技場であり、アメリカンフットボール部ファイターズが立命館大学パンサーズを16-14で破り、関西代表として甲子園ボウルへの出場を決めました。甲子園ボウルへの出場は5年連続となります。

 関西学生リーグの試合はこれまで、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で行われてきましたが、この決勝で初めて観客が入っての試合となりました。応援団も客席からの応援となり、例年とは少し異なる雰囲気でしたが、ファイターズの選手たちは大きな声援を浴び、プレーに挑みました。

 ファイターズは、7点を追う第2Q(クオーター)、QB奥野耕世選手(商学部4年)のパスを受けたWR鈴木海斗選手(人間福祉学部4年)のTD(タッチダウン)などで同点にしました。後半に入って第3Qの開始直後にTDを許し、再びリードされましたが、その後、第3、第4QにFG(フィールドゴール)を決めて1点差に。そして、試合の残り時間が少なくなるなか、じわじわと相手を押し込み、残り3秒の段階で、キッカー永田祥太郎選手(法学部3年)が再びFGを成功させ、最後に逆転、勝利を呼び込みました。

 試合後、テレビのインタビューに、キャプテンの鶴留輝斗選手(経済学部4年)は「勝ててうれしい。1点差を意識して突き詰めて練習した結果だと思います」と喜びを表現。逆転のFGを決めた永田選手は「オフェンスが詰めていてくれたので、点差を気にすることなく蹴ることができた。1点差のシチュエーションで練習していたので、いつも通り」と冷静に振り返っていました。

 今年は全日本大学選手権が中止となり、12月13日にある甲子園ボウルは東西大学王座決定戦として行われます。ファイターズは、日本大学(関東代表)と対戦します。

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