2017年度参加者 橋本幸奈さん
2017年度参加者の橋本幸奈さん(文学部2年生)に、現地での生活、授業について、レポートしていただきました。
研修場所:フランシュ・コンテ大学応用言語センター
(フランス フランシュ・コンテ地方 ブザンソン市)
研修期間:2017年7月31日~8月27日
一日のスケジュール(平日)
07:30~ 朝食
09:40 バスに乗りCLA(フランシュ・コンテ大学応用言語センター)へ出発
10:30~12:30 1限目
12:30~14:00 昼休み
14:00~15:00 2限目
15:00~17:00 3限目
17:00~ 自由時間
寮の近くに食堂があり朝食を無料で食べる事ができます。あたたかい飲み物・オレンジジュース・パンが2つ・フルーツ・ヨーグルトなど満足できる量でした。8時には閉まってしまうので朝が苦手な人は スーパーで買ったパンを部屋で食べていました。
授業時間はクラスにより異なります。
お昼は1時間半ありました。大学にはカフェテリアやレストランがあり 安く食事をすませられます。時間が充分にあるので大学近くのレストランに行ったり、買い物にいく人もいて、ゆっくり過ごすことができました。
授業後の17時からは各自自由に過ごします。大学近くにはgrand rue というスーパーや、レストラン、服屋、雑貨屋などがあつまる通りがあります。19時には店が閉まってしまうので 買い物できる時間は少ないですが、いろんな店を覗いてショッピングするのがとても楽しかったです。そこで私は服やお土産を買いました!レストランとカフェテリアもたくさんあり、週に1度は夕食を楽しみました。学校から寮へ帰る途中のバス停の近くに安いスーパーがあり、そこで寮での夕食や水やお菓子を買いだめしていました。フルーツが新鮮でおいしく、チーズや肉がものすごく種類豊富でした。日本食も少し売っていました。店が早く閉まってしまうということもあり、遅くても8時半には寮に帰っていました。22時には夕食をすませて各自部屋に戻り、ゆっくりと自分の時間過ごすことが出来ました。
フランスでかかった費用は
約20万円使いました。内訳は食事代約4万円、旅行費4万円(学校主催のツアー・個人での1泊2日のパリ旅行・パリへの交通費)他はショッピング代とお土産代などです。
寮のキッチンにはフライパンなどの調理道具が全くなかったので、みんなでお金を出し合い買い揃えました。日本から数日分のレトルト食材や消耗品は持って行きました。
授業や寮の様子
私のクラスは、日本人9人 中国人2人 シリア人1人 ギリシャ人2人 アルメニア人1人でした。大学生だけではなく年齢はさまざまで、みな陽気で盛り上げてくれました。
聞く読む話す書く 色々な授業がありました。先生は明るくやさしい方で、授業でわかりやすく楽しかったです。生徒が積極的に発言することがとても多かったです。聞く力が一番成長し、コミュニケーションをとる中で会話表現を多く学びました。フランス語を使ったゲームやグループワークもしました。フランス語の学習だけではなく、それぞれの母国語を教えあったり、文化を発表しあったりと他国のことも知ることができました。
週に一度 午後に校外学習が行なわれました。他クラス合同なので 他国からの学生と仲良くなれるいい機会でした。自然や歴史を自分たちで見て感じることができ、地元の人から話を聞くこともできました。チョコレート工場とフロマージュ工場の見学では試食ができて楽しかったです。
感想と今後参加する学生へのアドバイス
私にとってこの短期留学は本当に良い経験になりました。授業の学習面はもちろんですが、買い物や外食時での店員とのコミュニケーションや、バスや電車の乗り換え、週末のパリへ二泊で行ったりと、それが一番語学の成長につながったと思います。フランスの町を毎日歩き、文化に触れて、豊かな自然と素晴らしい建築に囲まれ、その中で自分の目で見て感じて学ぶことも多く、フランスの良さを毎日感じました。それがとても幸せでした。と、同時に日本のすばらしさも感じていました。
学内では他国の人とも関わることができました。もっと他国の文化を知りたいと思うけれど、その前に日本人として日本の文化を伝えられる知識をもっと得なければと思いました。
この28日間の短期留学での経験は、今後の私の原動力になると思います。自分がこれから学びたい事や、夢や目標もできました。そして語学だけでなくフランスの文化や歴史なども学んで、現地でもっと過ごしたいてみたいと強く感じました。
28日間毎日充実していて、本当にあっという間に過ぎてしまいます。だから1日1日を大切にして、挑戦すること楽しんでほしいです。そして新しい目標や学びを得る研修にしてほしいです。