[ 文学研究科 ]ポリシー
文学研究科のアドミッション・ポリシー
文学研究科は、人文科学の深い学識に裏付けられた人間形成と、卓抜した水準における学術研究を通じた社会への貢献を目的としています。多彩な人文科学の高度な教育・研究のために、本文学研究科は文化歴史学専攻、総合心理科学専攻、文学言語学専攻の三専攻で構成され、さらに12の領域に区分されます。どの領域に所属しても院生が自分の研究テーマを明確にして主体的に取り組むことが求められる研究演習と、それぞれの領域の専門科目を幅広く開講しています。
博士課程前期課程
前期課程においては、豊かな人間性と幅広い教養をそなえた高度専門職を養成し、さらに研究者養成の第一段階として高度な専門的知識を教授するとともに創造的な研究のための柔軟な思考能力と優れた技能を育成します。
博士課程後期課程
後期課程においては、高度な研究の継承とそれを創造的に推進する博士学位をもつ優れた研究者を養成します。人文科学の領域において、現代の高度な学問の進展に応じた研究を推進し、その研究の成果を学界、教育界、一般社会に還元することを重視しています。こうした方針に基づいて入学試験科目を設定し、入学者選抜を行います。
文学研究科カリキュラム・ポリシー
文学研究科では、人文科学の持つ総合性と多様性を取り込んで、学位授与に至るまで充実した研究活動が展開できるカリキュラム編成をとっている。博士課程前期課程では3専攻12領域の多彩な専門領域を設け、必修科目の研究演習に加えて資料研究・特殊講義・特殊実験・臨床実践・文献研究といった各専攻と各領域の特性を生かした選択科目を提供し、それらを体系的かつ横断的に学ぶことによって専門分野の研究能力を高めるとともに学知の広がりを目指している。博士課程後期課程ではさらなる主体的・創造的な研究能力の深化と発展に向けて、3専攻11領域体制のもと、各領域とも研究演習を経て博士論文作成演習に進むカリキュラムを設けている。
文学研究科ディプロマ・ポリシー
文学研究科では、人文科学の基礎領域及び応用実践領域での研究者・高度専門職業人と、知識基盤社会を支える高度で知的な素養を有する人材の養成を目的としている。その実現に向けての第一段階として、博士課程前期課程においては、高度な専門的知識を得るとともに柔軟な思考能力ならびに優れた技能を培うために必要な科目を32単位以上修得し、修士論文審査に合格しなければならない。博士課程後期課程においては、前期課程で得た知的素養を継承しつつも、現代の高度な学問の進展に応じた研究をさらに推進し、その成果を社会に発信していく博士学位を有する研究者の養成を目指す。そのためには所定の年限以上在籍し、必修科目を12単位以上修得するとともに、必要な研究指導を受けて博士論文審査に合格しなければならない。