ドイツ語海外研修 2017年度参加者レポート

[ 編集者:言語教育研究センター   2017年12月5日 更新  ]

2017年度参加者の後藤里奈さん(文学部 2年生)に、現地での生活、授業について、レポートしていただきました。

研修場所:デュッセルドルフ大学
研修期間:2017年8月13日~9月8日

一日のスケジュール

寮の前の写真

寮の前の写真

07:20 起床
07:30〜 朝食 用意など
08:15〜 大学に向け出発(路面電車と徒歩で大体30分)
09:00〜10:30 1時限目
10:00〜11:00 休憩
11:00〜12:30 2時限目
午後 自由時間(散策、フィールドワーク、個人プロジェクト調査など)

今回の留学参加メンバーは5人で授業のクラスは2つに分かれましたが、授業時間は同じでした。
全員、ハインリッヒ・ハイネ大学の学生寮の1人部屋で生活していました。
主に、朝夜のごはんは、寮の階毎にあるキッチンで作って食べていました。女子は階が同じだったので、調理器具をみんなで一つずつ買って、共有していました。寮の敷地内には、食べ物を買うところはなく、1週間に2回くらい大きなスーパーに行って材料を買いだめしていました。
大学へは徒歩と路面電車(S-Bahn)を使っていきました。初日徒歩のみで大学まで行ってみましたが、30分以上かかり、体力的にも疲れたので、あまりオススメしません。私達は1ヶ月デュッセルドルフ市内の全ての交通を利用できる定期券を買いました。
授業は全てドイツ語で、かなり大変でした。質問や課題の内容説明もドイツ語だったため、ついていくのに必死で、授業は毎回あっという間に終わってしまいました。休憩時間はよく学内のカフェに行って、お菓子やパンを買って食べたりして過ごしました。
昼からは最初の1週間はデュッセルドルフの市内に出て散策したり、各々の個人プロジェクトの調査に出かけたり、隣の市に赴いたりして過ごしました。その中でタンデムパートナーとドイツ料理のお店に行ったときに食べたSchnitzel(カツレツ)は格別に美味しくて、帰国する前にみんなでもう一度訪れるほどでした。ドイツのWrust(ソーセージ)もとても美味しくて気に入っていたため、デュッセルドルフ中央駅で売っているBrotwrust(ホットドッグ)をよく買って帰っていました。
2週間目からフィールドワークが始まり、その目的に沿った場所へ先生と一緒赴き、話を聞いたり展示をみたりしました。夜はみんな寮に帰って、学校の課題をしたり日記を書いたり個人プロジェクトの発表の準備をしたりしていました。土日は、学校が休みだったため、みんなで遠出をしていました。自分達で電車のチケットを買って、行くとこを調べるのは大変でしたが、新たな経験ができました。

ドイツでかかった費用は

ダンデムパートナーとごはん

ダンデムパートナーとごはん

私は日本の空港で9万円ユーロに換金し、1万円日本円で持っていきました。少し多すぎるようにも感じますが、クレジットカードが使えない場面もたくさんあり、みんなで後々割り勘する場合には現金が必要となったので、多めに換金しているほうが安心だと思います。換金は現地の換金ショップなどですると手数料がかなりかかるので、前もって空港などでしていたほうがいいと思います。現地では、クレジットカードで使ったお金も合わせて、12万円くらい使っていました。みんなで平均すると大体10万円くらいだと思います。特に食費と交通費にお金がかかりました。食費はたまには贅沢をすることもありましたが、ファストフードなどで済ませて抑えていました。交通費は、平日は定期券を駆使して市内をまわって抑えたりしていましたが、遠出するときは、大人数で使うと安くなるチケットを買っていました。

授業の様子

クラスのみんなで

クラスのみんなで

私のクラスは日本人5人とベラルーシ人1人のかなり偏ったクラスでした。クラスは初日に行ったテストの成績で分けられます。テストは1時間で、その後に大学案内がありました。それが終わると、すぐにクラスが発表され、クラスごとのオリエンテーションに参加しました。最初の授業からすべてドイツ語で戸惑いました。授業は初日に買ったテキストと先生が配るプリントを使って行われます。ドイツ語の基本文法をさらったあとに練習問題を解き、その答えをドイツ語で言うという形式で進められました。6人しかいないので、すぐに解答の順番がまわってきて、ずっと緊張して授業を受けていました。たまに課題が出されて、次の日に答え合わせをすることもありました。

寮の様子

寮は学校から電車と徒歩で25分くらいのところにあります。1人部屋で、部屋にはシャワーと洗面所、ベットと机とクローゼットがありました。留学メンバーのなかで部屋の規模は様々でした。それ以外の家具や生活用品や調理器具は置いていなかったので、寮についてすぐに大きいスーパーに買いに行きました。そこでトイレットペーパー含めシャンプーや洗剤などの生活用品や調理器具、ブランケットや枕代わりのクッションを買いました。最初のこの買い出しがなかなか大変で、これを終えて部屋をちゃんと住める状態にするまで息をつく暇もありませんでした。寮には階毎にキッチンとダイニングスペースがあり、地下に洗濯機と乾燥機がありました。どちらも使うには大学で作れるメンザカードが必要で現金での支払いはできません。メンザカードでの支払いを間違えたり、説明をよく読まずに洗濯機の使い方の順番を間違えたりすると、もう一度支払わないといけないこともあるので注意が必要です。そのときのお金は返ってきません。利用料金も少しお高めだったので、みんなで一気に洗濯をまわすようにしていました。私は毎日洗濯をしたかったので、部屋で手洗いして部屋干ししていました。窓を開けたら虫が入ってきたりするので、ずっと窓を閉めていましたが、換気扇がシャワー室しかなく、風通しが悪くて湿気がこもりやすかったので、部屋干しはあまりオススメしません。あと、部屋の鍵は日本と開け方が全く違うので、最初は開けるのに苦戦すると思います。オートロック式で鍵穴の作りも複雑なので、部屋を出るときは必ず鍵を持っているか確認してから出るようにしたほうがいいです。私は一回夜に部屋に鍵を置きっぱなしにしてから出てしまい大変困りました。そうなってしまったら、寮の管理人に合鍵で開けてもらうか、高いお金を払って業者を呼ぶしかないです。寮の管理人は毎日いつでもいるわけではないので、注意したほうがいいです。

後輩へのアドバイス

ダンデムパートナーと

ダンデムパートナーと

私は今回この研修に参加して本当に良かったと思っています。初日からしばらく学生のみで行動していたため、すぐに頼れる日本人がいなくて困ったこともたくさんありましたが、それをみんなで助け合って解決しようとする経験は自分自身の成長にも繋がったと思います。また、困ったことがあったら現地のタンデムパートナーを頼るのも一つの手です。タンデムパートナーには個人プロジェクトの調査の手伝いもしてもらい、本当に感謝しています。日本を出発する前にやっておきたいのは、ドイツについての基本情報はきちんと頭に入れておくことです。チケットの買い方や買い物するときのシステム、マナーや軽い挨拶は知っていたほうがいいと思います。ドイツについてからは、本当に毎日が刺激的で楽しくて、勉強できることもたくさんありました。ぜひ、毎日日記をつけて忘れないようにしていてください。どんなに毎日が濃くても日本に帰ると忘れてしまうこともあるので、一日の間で行ったとこや学んだことは細かく書き留めているほうがいいと思います。1ヶ月という短い期間だったので全体的に切羽詰まっていて、出来ることも限られていますが、金銭面が許す限り色んなことに挑戦したり、色んな食べ物を食べたりする経験も必要だと思います。私は留学中関心が湧いたことはまずやってみることを心がけていました。毎日どこかへ出かけて新しいものを見に行きましょう。確実に充実した良い研修になると思います。