2019.11.13.
善教将大・法学部准教授の著作にサントリー学芸賞~『維新支持の分析―ポピュリズムか、有権者の合理性か』(有斐閣)

善教将大・法学部准教授

善教将大・法学部准教授

 善教将大・法学部准教授の著作『維新支持の分析―ポピュリズムか、有権者の合理性か』(有斐閣)が、第41回「サントリー学芸賞」の「政治・経済」部門に選ばれました。「大阪維新」の政治について、有権者の維新への支持態度を実証的に分析することによって明らかにし、民主主義の可能性を探った内容。善教准教授は「このたびは、サントリー学芸賞という栄誉ある賞を賜ることとなり、大変光栄に存じます。今後とも、引き続き多くの人の『なぜ?』という疑問を解き明かせるような実証的な研究を行えるよう、精進して参ります」とコメントしています。

 サントリー学芸賞は、公益財団法人サントリー文化財団が1979年に創設。「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の4部門に分かれ、毎年、前年1月以降に出版された著作物を対象に選考し、広く社会と文化を考える、独創的で優れた研究、評論活動をされた方を顕彰するものです。選考に際しては、個性豊かで将来が期待される新進の評論家、研究者であること、本人の思想、主張が明確な作品であることに主眼が置かれています。代表候補作品だけでなく、これまでの一連の著作活動の業績を総合して選考の対象としています。善教准教授は今回、「政治・経済」部門の2人のうちの1人に選ばれました。