2019.10.24.
山内一郎名誉教授に日本キリスト教文化協会から功労者顕彰

 公益財団法人日本キリスト教文化協会の第50回キリスト教功労者顕彰式が10月21日、東京都中央区で催され、学校法人関西学院で理事長、院長を務められた山内一郎・関西学院大学名誉教授が功労者として顕彰されました。本学関係者では、1988年(第19回)の相浦忠雄・元神学部長に次ぐ栄誉となりました。

 選出理由は、1959年から2003年まで44年にわたる関西学院における教育実績とともに、①神学部で教授、学部長を務められた②院長、理事長を歴任され、関西学院の根本となる教育に従事された③研究面では、新約学における教育思想について2014年に『新約聖書の教育思想』(新教出版社)を出版された④学会では、日本新約学会で理事、専務理事、日本基督教学会で編集委員、キリスト教学校教育同盟で理事長を務められた――などが挙げられます。

 顕彰式は、関西学院とも歴史的に関係のある教文館(銀座)で行われました。山内名誉教授のご息女とともに、本学から舟木讓・院長、中道基夫・神学部長らが出席。山内名誉教授はランバス記念礼拝堂内で撮影されたビデオレターで約5分間、喜びを伝えられました。