2019.05.24.
教育学部が開設10周年で記念式典


 教育学部は5月18日(土)、教育学部・教育学研究科開設10周年記念式典を、西宮聖和キャンパスのメアリー・イザベラ・ランバスチャペルで開催しました。学生の実習先である幼稚園や保育所、施設などからの来賓、卒業生、退職教員とともに、現職教職員や在学生ら約150人が出席。10年の歩みを振り返りながら、今後の歩みへの思いを共有しました。

潮谷義子・社会福祉法人慈愛園理事長

潮谷義子・社会福祉法人慈愛園理事長

 第一部では、讃美と祈りと聖歌隊による演奏の後、村田治学長と今津屋直子学部長の挨拶により、AIが様々な形で展開する今後の時代にいかなる教育が不可欠なのか、本学教育学部だからこそできることは何なのか、今一度深く考えることの重要性が再認識されました。続いて、兵庫県及び西宮市教育委員会からの来賓により、教育学部の重要性と卒業生への期待が述べられました。

 第二部では、吹奏楽部の演奏後、記念講演が持たれ、元熊本県知事で社会福祉法人慈愛園の潮谷義子理事長が、「いのちの不思議」という主題で、福祉領域における自身の経験をもとに、子どもにとって必要なケアや教育について、キリスト教の視点も交えてお話しくださいました。

 最後に、学生ボランティア団体SCCVが作成した学部風景のスライドショーが流され、『関西学院大学教育学部10周年記念誌』編集委員長の日浦直美副学長(前教育学部長)と、編集顧問として執筆された芝田正夫・初代教育学部長が、感謝の言葉とともに編集のプロセスを紹介しました。