2019.05.22.
性格診断・適職診断に行列も 神戸三田キャンパスにIBMバス来訪

アカデミックコモンズ前に停車したIBMバス

アカデミックコモンズ前に停車したIBMバス


 人工知能(AI)のIBM Watsonなど最新テクノロジーを搭載したIBMバスが5月22日、神戸三田キャンパスにやって来ました。ロンドンをかつて走っていた2階建ての赤いバスを改造したもので、Watsonを使った性格診断・適職診断や「未来のテクノロジー」をテーマにしたミニレクチャーがあり、多くの学生たちが立ち寄り、昼休みなどの時間帯には長い列ができていました。

総合政策学部のアーチ前で

総合政策学部のアーチ前で

 このバスは、日本IBMが昨年、関東の大学を巡回させたもので、関西への来訪は初めてです。バスは総合政策学部のアーチ前を回ったあと、アカデミックコモンズの前に停車。11時から16時まで、学生を対象に、1階で性格診断・適職診断、2階でミニレクチャーを実施しました。

学生が盛んに質問したミニレクチャ―

学生が盛んに質問したミニレクチャ―

 性格診断・適職診断は、ツイッターのアカウントと顔写真でWatsonが診断するもので、適職として「宇宙飛行士」「医者」「俳優」といった回答をもらった学生たちは驚きながらも、「ちょっと当たっているかも」などと話していました。「テクノロジーが予言する未来~社会・産業・人の価値観はどう変わる」をテーマにしたミニレクチャーは、15年後には20歳の若者の65%がいま存在しない職業につくという話題から始まり、テクノロジーの進化で人々の働き方や生活がどう変わるかについて、日本IBMの担当者が解説。1回20分で10回開く予定でしたが、学生側からの質問が相次いだため、1回45分で繰り返しとなりました。

Watsonを使って適職診断を受ける学生たち 

本学の商、経済、国際各学部出身のOB・OGも4人が案内役として来訪。今回のイベントについての案内をするとともに、学生たちの質問に気軽に答えていました。