行事・イベント 2019.04.02.
2019年度春学期関西学院大学・関西学院大学大学院入学式を挙行

5,665人が入学

大学入学式の様子

大学入学式の様子

 2019年度春学期の関西学院大学入学式が4月1、2日の2日間、西宮上ケ原キャンパスで3回に分けて執り行われ、5,665名の学生が入学しました。

村田治学長

村田治学長

 村田治・学長は式辞で、人工知能の発達などによって社会構造が大きく変わろうとしている今、2030年には自動化あるいは人工知能によって、日本の労働者の約46%にあたる2,700万人が転職を強いられるというMcKinsey Global Instituteによる予測を紹介。「大学で知識や技術を身に付けることはもちろんですが、それらはすぐに陳腐化していきます。知識や技術以外の能力を身に付けることが必要です。具体的には、新しいものを創り出す創造性、イノベーションを起こす力、『解のない課題』に立ち向かうチャレンジ精神といった能力や資質を身に付けてほしい」と語りかけました。

 また、それらを身に付けるために何かに徹底的に打ち込み、複数のことにチャレンジしてほしいと続け、「勉学とクラブの両立、専門の勉強と海外留学や学外での活動、複数の学部にまたがる勉強というように、必ず二つ以上のことを同時にチャレンジしてください。イノベーションや創造性は、異なった領域に属する知識や知恵が結合した時にしか生まれません」と強調。「大学の在学中に、自分自身にチャレンジし、自己を鍛え、世界に羽ばたいて世界人類の幸福に貢献するという『高い志』を持った『Mastery for Serviceを体現する世界市民』に育ってほしいと心から願います」と激励しました。

舟木讓院長

舟木讓院長

 続く祝辞では舟木讓・関西学院長が登壇。スクールモットー“Mastery for Service”の提唱者であるC.J.L.ベーツ第4代院長(初代学長)が、関西学院が上ケ原キャンパスに移転した1929年当時に塀のないキャンパスの形状から遺した“We have no fence”の言葉について触れ、「教職員・学生等々との間に役割の違いはあるけれど“fence”は存在せず、一人一人が神に造られた取り換えのきかない尊い存在です。それ故に私たちは互いを尊重し、常に誠実に向き合わなければならないというメッセージが込められています」述べました。

 また、急速に進む国際化の中で、国家間・民族間・宗教間などに存在する様々な“fence”が顕在化していると指摘。「皆さんは、そうした“fence”を良き形で取り除くことが期待されています。これから出会う様々な人々・事柄に対しても不必要な“fence”を自ら作り出すことなく、豊かな出会いを積み重ね、自らの中にある様々な“talent”を掘り起こし、そして耕し続けることによって、大きな成長と飛躍が皆さんにもたらされるよう、心よりお祈りしております」と新入生を歓迎しました。

 大学院入学式は、4月1日、西宮上ケ原キャンパスの中央講堂(125周年記念講堂)であり、530名が入学しました。村田治・学長は「研究を行う上で重要なことは、自己の修養と研究倫理やモラルを守ること。関西学院のスクールモットー“Mastery for Service”の意味を考え、自分のためだけでなく、人類の幸福のために自己を修養して研究に励んでください」などと話しました。



大学院入学式