2019.03.11.
東日本大震災から8年、追悼礼拝を開催

司会を務めた井上智・神学部助教

司会を務めた井上智・神学部助教

 関西学院大学は、3月11日(月)、東日本大震災の犠牲者を追悼する礼拝をランバス記念礼拝堂で開催。学生や教職員、地域住民など約30人が集まり、黙とうや讃美歌を合唱するなどして祈りを捧げました。

 地震が発生した時刻の午後2時46分には、震災から8年の時を覚えハンドベルクワイアに所属する学生がハンドベルを8回鳴らし、全員で黙祷を捧げました。


 司会を務めた井上智・神学部助教は、神戸市垂水区出身で、阪神淡路大震災を経験し、東日本大震災当時は、牧師、認定こども園の園長として岩手県内陸部の紫波町で勤務。二つの大震災に遭った経験と思いを話しました。メッセージ「約束の虹」では、虹は戦いの象徴である弓が置かれた形であり戦いの終結を意味すると紹介。「あの地震から8年。今もなお、5万2000人の方々が避難をしておられるなか、改めて、弓を置いた『約束の虹』があることを信じて歩みたいと思います」と話しました。

礼拝の様子

礼拝の様子